転生しちゃった系のじぇーけーは原作ぶっ壊しに行きます

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鬼｢遅い、遅いわぁっ！｣

なんで、しっかり首を捉えたはず、、

まさか、血鬼術を使えるのか？


鬼｢俺の血鬼術にかかれば、お前みたいなガキになんて首は切られない｣


素早い移動、瞬間移動の類か？

それなら目を閉じろ、感覚で捕らえろ

うちは何故か殺気を捉える感覚が他の人より優れているらしい

それでもどうしても攻撃が当たらない

どうしたらっ、、


海｢、、全集中風の呼吸、参の型、晴嵐風樹｣


ありがとう、海斗

地面ではないところでの瞬間移動は難しいよね

｢これで決める
全集中炎の呼吸、弐の型 昇り炎天｣

上にいる敵はこれで倒せるんだ


鬼｢まだ俺は食い足りない
死ぬわけにはいかないんだ｣


海斗を傷つけてまだそんなこと言ってるの？


｢もう終わりだよ、お疲れ様でした｣


首を切られたことにより消失していく鬼の体

今はそんなことより海斗だ


｢海斗、大丈夫っ!?｣

海斗は思ったよりも怪我が深かった

海｢よくやった、空
やっぱりお前は強かったんだな｣


血が止まらない、もっと医学の知識があったなら、、


海｢よく聞け、空
俺はもう助からない
お前といるのは楽しかった
お前なら強い隊士になれる、俺の分まで託したぞ｣


｢やめろ、海斗
まだ諦めるな｣

でも体から血の気がなくなっていく

海斗がもうすぐ死んでしまうことは明白だった

海｢あぁ、最後に弟に会いたかったなぁ｣


そういって海斗は息を引き取った

ごめん、うちが弱かったせいで

絶対強くなるから

もう誰も目の前で死なせたりはしない

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