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翌日。外から小鳥の鳴き声がする。
ふかふかのベットから転げ落ちる私。
「痛い。どんだけ寝相悪いんだよ。」
ポツリと独り言を漏らした私、その時美味しい香りがしてきた。オリヴィアさんが朝ごはんを作っているのか。手伝いにいかないと。
ベットで寝てるもふ子を叩き起こし、キッチンへと向かった。起こしたときちゃんと噛まれました。
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オリヴィアさんは魔法を使い料理を作っている。1人でも足りるのかもしれないが、
「オリヴィアさん!おはようございます。何か手伝います!」
「いや、いいんだよ。いきなり色々と押し付けてしまって申し訳ないからね。」
「き、気にしないでください!寝るとこもあってご飯も作って頂いて、魔法も教えてもらってたら、私も何か手伝わないと申し訳ないですし!」
「そうかい。じゃ、お皿を5人分置いてきてくれるかい?」
「これだけでいいですか?」
「んーじゃぁ、サクラとスクルドを起こしてくれるかい?カオルの向かい部屋がサクラでその隣が、スクルドだ。」
「は、はい!」
もふ子行こ?と言ったが2度寝の体勢に入ってしまったのでしょうがなく一人で行くことにした。
まず、サクラちゃんから起こすことにした。
おそるおそるドアをノックした。
「サクラちゃん起きてる?」
反応なし、寝てるのかな。
「入るよー?」
「…入ってこないで。」
「あ、うん。おっけー。あの朝ごはんがそろそろできるからダイニングに向かってね。」
「……。」
うん。なんか嫌われてるのかな?私。まぁまぁこれからゆっくり仲良くしてけばいいよね。
で次は、スクルドさんか。
私はドアをノックする。
「スクルドさん、起きてますー?」
………………………
反応ない。
「入りますよー。」
………………………
いや反応ないんかい。
え、イケメンの部屋に入るのなんか緊張する。
生唾ゴクリ。寝起きドッキリかってぐらい、ゆっくり開けた我。
いや、起こすならいっきにあけてよかったんじゃない??とか開けた後思う。
でも、イケメンの寝顔、
…………みたいにきまってるじゃないですか。
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作者名:Chiroru | 作成日時:2019年1月3日 15時