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zm side
zm「よっしゃ大先生! 仕事や!!」
ut「えぇぇ、、何ぃ?」
俺が仕事と言うと、大先生は書類作業の手を止めて心底嫌そうに返事をした。
syp「この組織について調べてくれません?」
そう言ってショッピくんはさっきジンから貰った(潰す予定の)組織について書かれた紙を大先生に渡した。
ut「なんやこれ? 情報少なない?」
やっぱり大先生もそう思うらしい。
たとえ俺とショッピくんで行くにしても、この量の情報で潰しに行くのは流石に危険が大きい。
zm「出来るだけ細かく調べてくれへん?」
ut「任しとき! こんなん朝飯前ですわ。」
syp「さっすが兄さん!! よっ! 有能!!」
ut「よせやい!! ww」
まぁなんだかんだで大先生も一応俺らのサポートと言う任務で日本に来ているのだ。
さっさと調べてくれるだろう。
ーーー
コナン side
学校が終わって、俺は用事で留守にしている蘭とおっちゃんを待つために、毛利探偵事務所の下に店を構える、アガサ・クリスティの推理小説に登場する名探偵を彷彿させる喫茶店に来ていた。
いつも通りにカウンター席に座り、注文をする。ここで一度は言ってみたいセリフの"いつもの"と声をかけたいところだが、小学生の自分が使うのはなんだかきまらないな、と思い普通に欲しいものを声に出す。
コナン「安室さん! アイスコーヒー1つお願いします。」
安室「アイスコーヒーだね。ちょっと待っててね。」
すると、注文を終えて直後、チリン、と可愛らしい来客を知らせる音がした。
ここにはよく知り合いと会うため、誰か知っている人だろうかと入り口を見ると、そこには蘭や世良と同じクラスのショッピと2人の見知らぬ男がいた。
ショッピは空手部に結局入部したらしく、最近蘭が家で楽しそうに話をしているのを聞いて実は少し嫉妬していた。
彼女からしてみても、興味津々に説明を聞いて、アドバイスをちゃんと生かしてくれるショッピは少し後輩のような感じがして、教えていて楽しいのだそうだ。
しかも今はもともとの身体能力も相まって、メキメキと実力を伸ばし、部の中でも強者になりつつあるらしい。
安室「どうして、ここに、、、」
コナン「 !! 」
安室さんの様子が変だ。少し冷や汗をかいている。この3人と何かあったのだろうか?
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キムチ - 続きが気になりすぎてやばいです (2月19日 8時) (レス) id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
うえ〜い - めちゃめちゃ続きが気になります〜天才ですか? (6月8日 9時) (レス) @page47 id: 3fe700da3b (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - 前のコメントめちゃ勘違いでした。本当にすみません(>人<;) (5月14日 22時) (レス) @page44 id: efc5479664 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 - コメント失礼します。この作品が別サイトの作品に凄く似ているので聞きたいのですが、この作品は何か参考とかされてるんですか? (2023年3月6日 22時) (レス) @page6 id: 4475659f7a (このIDを非表示/違反報告)
havix - グハッ!…この作品に撃ち抜かれました…チーン…… (2022年12月26日 20時) (レス) @page47 id: a15aad9fab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちりめん しらす | 作成日時:2022年4月24日 14時