Reunion～再会～④ (ページ43)

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玉「そうじゃなくて。その鍵はAにあげたの。」

あ「うん？だから、帰る時は返さなきゃでしょ？」

玉「だ～か～ら～‼ あげたんだから、ずっと持ってて良いの。何なら、このままずーっとここに住んでくれても良い。」

あ「そんな事したら、裕太に彼女が出来ないよ？」

玉「前に言わなかった？俺の彼女はA以外有り得ないから。」

あ「あれ…本気だったの？」

玉「えー⁉信じてくれてなかったの⁇ 凹むわ～。」

だって、サラッと言われてもわかんないよ

告白された訳でもないし…

そりゃ、お世話になった時点で嫌われてはいないと思うけど

私が不服そうにしていたのが伝わったのか

玉「ちょっと待って？んっ、おほん。」

急に咳払いをして、姿勢を整えた

玉「A…俺の彼女になって下さい。ずっと一緒にここで住も？」

あ「えっ…。」

玉「さっき、Aが帰るって言った時…単純に嫌だった。でも、よく考えたら“好きだ”ってちゃんと伝えてなかったな～って、思ってさ? このままだと、俺がワガママ言ってるだけじゃんって思ってw」

あ｢でも…本当に良いの?｣

玉｢うん、Aが良い。返事は?｣

あ｢私も…裕太の彼女になりたい…です。｣