Reunion～再会～④ (ページ37)

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～北山side～ページ37

思わず抱きしめてしまった

北｢…嫌がんないの?｣

自分からしといて、何聞いてんだろ

でも、嫌じゃないならこのまま話しちまうか

さすがに恥ずかしいわ

北｢じゃあ、このまま聞いて? 俺…お前が好きだ。｣

言ってしまった

これまでの関係が崩れてしまうかもしれない

これからの関係も…

それでも、お互い前に進む為には必要だもんな

北｢手が掛かるし、特別美人でもねーけど目が離せない。もぅ…泣いてる顔も見たくない。俺なら泣かせない。｣

ゆっくり身体を離しながら、しっかり目を見て話す

じっと俺から目を逸らさずに聞いている

そう…お前のそういう所が好きなんだよ

北｢俺は…もっと近い存在にはなれない? 彼氏にはなれない?｣

答えなんて分かってる

あ｢みっくん…ごめんなさい。｣

北｢フッ…即答かよ。｣

あ｢みっくんの事は好きだよ? でも…それは彼氏としてじゃないんだと思う。一緒に居ると楽しいし、私はいつも助けられてるよね。でも…それは甘えてただけだって気づいたんだ。｣

甘えりゃいーじゃん

いくらでも甘やかすよ

でも、きっとお前はそんな関係は求めてないんだよな?

北｢これからも、俺は味方だからな? 何かあったら言って来いよ？｣

これは俺の本心

これからも、守ってやるから……

幸せになれよ…?