Reunion～再会～② (ページ9)

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あ｢んっ…｣

いい匂いがする

確か、佳代達と飲んでて楽しくなってきて…

誰かが後から来てたけど、誰だっけ?

でも、楽しかったし美味しかったなぁ♪

…あれっ?

そう言えば、この匂いお店の匂いじゃない??

そーっと目を開けて見ると、真っ白い天井が見える

自分の部屋じゃない事は、天井の広さで分かった

身体を起こして辺りを見ると、広いベッドだけのシンプルな部屋だった

あ｢ここ…どこ??｣

ベッドから降りてドアを開けると、リビングらしき方向からテレビの音が聞こえてきた

足音を立てないようにゆっくりと歩き、静かにドアを開ける

あ｢…裕太?｣

ソファーに見える後ろ姿は、見覚えのある姿だった

玉｢ん～? やっと起きたぁ。｣

そう言うと、ニッコリ笑って私に手招きをしている

ゆっくり近付くと、自分の隣をポンポンって叩いていた

あ｢ねぇ、何で私はここに?｣

玉｢も～、話は座ってから!!｣

いやいや、近くない?

裕太が真ん中に座ってるから、どっちに座っても近いんだよ?

迷っていると、“話しませーん” と言わんばかりに口を尖らせてこっちを見ている