Reunion～再会～⑤ (ページ27)

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さっき、目の前でプロポーズを見た時に感じた緊張感を今も感じている

心臓が飛び出るんじゃないかと思うくらいに鼓動が早い

玉｢前から、ジャニーさんを説得してて…やっと、今日許可が降りた。｣

それって、藤ヶ谷さんと佳代の話しじゃなかったの??

玉｢ガヤも今日、プロポーズしたんだよね?? Aはどう思った？｣

あ｢私は…幸せになって欲しいって思ったよ？｣

玉｢そうじゃなくて、自分の事は考えなかった？｣

だって、それは望んじゃいけない事でしょ？

結婚なんて、裕太の負担になりたくないもん

あ｢それは…｣

玉｢俺は、これからもずっとAと一緒にいたい。家族が増えて、パパとママになっておじいちゃんおばあちゃんになっていくの。｣

あ｢…うん…。｣

玉｢家族が増えても、Aは俺の1番のままだからね？もちろん、俺もAの1番は譲らない!!｣

あ｢フフッ。｣

玉｢この意味分かる？｣

もし、私が思ってる意味なら夢なのかもしれない

夢ならこのまま醒めないでほしい

玉｢A…俺と結婚して下さい。｣

そう言って差し出されたのは、さっき見たのとは違うパステルイエローのリングケース

あ｢いいの？本当に私で…｣

玉｢Aが良いんだよ？他の人なんて考えられないから。｣