この世界で生きる【刀剣乱舞】【男主】

二十五話 ページ27

一は小烏丸と髭切を連れて本丸へと帰った

燭「主！もう、無理しちゃ駄目って言ったよね！」

貴「無理はしてないから大丈夫」

燭台切に離れ勢を集めて欲しいと頼んでいると

加・安「「一くん！」」

加州と安定が一の腰へと突っ込んだ

一はそれを華麗に避けた

貴「······危ないから辞めておけ」

加「避けないでよ！」

貴「びっくりして、反射的に」

たわいもない話をしていると、集められたようで燭台切が呼びに来た

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貴「髭切と小烏丸だ。こいつらもブラック本丸にいたから相談事には困らねぇな」

そして、一はこの本丸について教えて欲しいと言った

その場は静まり返るが、加州がその口火を切った

加「俺が話すよ。この本丸は暴力・破壊は当たり前、顔の良い奴は夜伽をさせられてた。この中じゃ一期だけだね」

貴「······前任さ、吉原と勘違いしてね？」

加州は固まった後、新撰組刀達は笑いだした

安「じゃあ、一くん来れないじゃん」

貴「吉原ぐらい行ける！」

加「沖田くんに連れていかされて泣いてたの誰だっけ？」

堀「次の日、自分の部屋に引き篭ってましたからね」

兼「最終的に土方さんに泣きついてたよな」

一は耳を塞いだ

貴「やめろ！忘れろ！言うなぁ！」

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