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＊ ページ25
明日はAの誕生日。
普段、日曜日は仕事の俺やけど、ふたりでお祝いしようと休みをとった。
出不精の俺にしては珍しく、外で昼食を食べて、その後、一緒にプレゼントを買いに行く予定だ。
「俺に任せとったら
焼肉とかラーメンとかなるからな？
行きたい店考えとき？
あと、プレゼントもな、
俺よう思いつかんから、
ある程度決めといてな？」
Aの誕生日を祝う気持ちはもちろんあるけれど、女心がてんで分からない俺は、正直にAに頼んである。
Aは、それでも嬉しそうにして喜んでいた。
「明日、
Aの身体の調子が良くなるとええなぁ」
帰り道、運転しながら呟く。
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作者名：myu | 作成日時：2019年8月30日 23時
