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ﾋｯｸﾋｯｸと…………
俺の胸に顔を埋めて肩を震わせながら泣く
Aを
優しく抱きしめ背中を擦った。
それはすべてを受け止めたくて。
あの頃、
そんな余裕がなかったから
俺の中途半端な態度が
Aを傷つけていたなんて
今の今まで気付かなかった罪悪感と後悔。
涙を拭って
真正面からAを見つめると
真っ赤な目がゆらゆら泳いで
「今なら………抱いてくれるの？」
なんて想定外の言葉を漏らした。
もう一度。
頬とおでこと唇にそっと口づけて
傷口に手を乗せた。
KH「ここから先、触れていいのは彼氏だけ。
ﾘｮｳｸくんに消毒してもらうなり上書きしてもらえ。
彼なら
その傷ごと愛してくれるはず。」
きっと。
多分。
俺の勘が当たれば、
ﾘｮｳｸくんはこの部屋に来るはずだから………………
「ｷｭﾋｮﾝ…………！？」
戸惑いと動揺を隠せないのか
俺の服を遠慮がちに引っ張る。
KH「この続きは俺とじゃないだろ？」
乱れた服を直して
すっかり冷めたコーヒーを飲み干して
KH「もし………ﾘｮｳｸくんが抱いてくれないのなら
俺がお前の初めてをもらってやるよ。(笑)」
最後ぐらいは茶化して
明るく振る舞う自分の滑稽さに笑えるけど
「ありがとう…………
ちゃんと話してくれて、嬉しかった。
私、、、もうダメなんだって。
女として終わっているんだって思ってたから」
KH「案外、遅咲きの方が快楽にハマりやすいらしいから気を付けろよ？
まぁ、ﾘｮｳｸくんは若いから体力的には大丈夫か(笑)」
「何のこと……………？」
KH「今にわかる。イヤでもな(笑)」
俺は、鉢合わせしないように
警戒しながらエントラスを抜けると
面白いくらい読み通りに
ﾘｮｳｸくんが部屋を見上げていた。
KH「俺の勘って怖いわ(笑)」
そう思いながら
携帯を耳に当てて部屋に入って行くﾘｮｳｸくんを見届けた。
アイツの
止まった時間が動き出すことを願って＿＿＿＿
久しぶりにモエを
愛したくなって
足早に部屋に向かった。
A、頑張れよ＿＿＿＿＿＿
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
