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確か。
あのコンビニの角を曲がって
右手に見える茶色の建物。
そこの2階。
エントランスも駐車場もあの頃のまま。
俺の記憶も捨てたものじゃないな＿＿＿＿＿
角部屋にこだわったのは
出窓があるから。らしいけど
プライバシーとか気にならないのか？
って聞いたら
『私、有名人じゃないもん』って
検討違いの答えが返ってきた。
そんな天然な女だった………………
インターホンを鳴らすと
カメラに写った俺に驚いたのか
慌てて鍵を開ける音がした。
「ど、うしたの………
モエ………なら、来て、ないけど。」
目が泳いで吃る彼女
KH「お前に用事。
入っていい？」
返事を聞く前に
リビングに向かう。
「コーヒーで、よかったかな？」
あの頃と同じマグカップ
KH「ありがと。」
『あのさ。』
単刀直入に聞きたい質問。
KH「Aが抱かれるのに躊躇してるのは
あの傷のせい…………？」
「………………っ、、、」
一瞬。
息が止まったんじゃないか。と思うほど
目の前でフリーズする姿に
やっぱり勘が当たっていたことを確信した。
「だって………ｷｭﾋｮﾝもそうだった………じゃない」
KH「違うよ。
Aが怖かったんだろ？
あんなに泣かれたら……シタくてもできなくなる」
「えっ、、私の傷を見て萎えたんじゃ………」
KH「バカ。萎える前にお前が拒否したんだろーが。」
「よかった……………
私、本気であの傷を恨んだの。
美容外科に行く寸前まで悩んで悩んで
誰とも付き合わないって決めたのに…………」
KH「ﾘｮｳｸくん、悩んでた。
過去に何かあって
踏み留まってるんじゃないか。って
僕は先に進みたいけど…………って。」
「そんなことを………？」
KH「そりゃそうだろ？
彼女がいるのに何もしないって
健全な男には残酷だ。」
「それを言いに来てくれたの？」
KH「あっ、もしかしたらｲｪｿﾝさん、
俺たちのこと気づいてるかも？
めちゃくちゃ煽ってくるから
敢えて引っ掛かってみたけど(笑)」
「そのことなんだけどっ、、
リノも気づいてた………ｲｪｿﾝさんも。」
KH「じゃあ、先に間違いを起こすか(笑)」
俺はAをソファーに倒して
ゆっくりゆっくり顔を近づけた。
抵抗しようとしないから
そっとあの頃みたいにキスをして
傷口を優しく撫でた。
KH「悪かったな。
ちゃんと抱けばよかった………」
その言葉で
ガマンしていたのか涙が溢れた
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
