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よしっ、、、大丈夫……………。
覚悟を決めて振り返ったのに
そこに立っていたのはモエだけ。
「あれ？彼氏は？
まさか………別れたり？」
リノの笑えない冗談に
「仕事が長引いてるみたい。
終わったら来るって。
こんにちは〜遅くなりました！」
モエはｲｪｿﾝさんとﾘｮｳｸに挨拶をして
オードブルを並べ始めた。
「ここのオードブル、美味しいって評判なの。
うちの雑誌で特集もしたんだけど、
みんなにも食べて欲しくって。」
テキパキと取り分けるモエの姿を
横目で見ながら、気持ちはどこか上の空の私。
しばらくして
アルコールもいい感じに入り
緊張も解れた頃、、、モエの携帯が鳴った。
「もしもし〜うん、うん、そう、そのまま真っ直ぐ来て〜」
立ち上がり誰かを探す様子のモエ。
「あっ、見える〜？」
大きく手を振るその先に
ｷｭﾋｮﾝが歩いてきた
「ゴメン、遅くなった……………」
「いつものことじゃん(笑)
ほら、みんなお待ちかねだから
挨拶して？」
「すみません、遅くなりました。
お邪魔します。」
この声。
話し方。
懐かしい………………
「どした？ヌナ、、手が止まってるけど。」
隣にいたﾘｮｳｸが不思議そうに声をかけてきた。
「えっ、ううん……何でもないよ(笑)」
スイーツを切り分けていると
「あっ、紹介するね。
親友のリノとA」
私は小さく会釈だけしたけど
バチっと合った視線。
ｷｭﾋｮﾝの目は動揺も感じられず
動揺をしているのは私だけみたい。
言葉も交わさず
同じ空間にいることがぎこちなくて
アルコールが足りなくなったことを口実に
近くのコンビニに買い出しに向かった。
１人になりたい…………………
だけど
「A……………」
モエに言われたのか
なぜかｷｭﾋｮﾝが私を追いかけてきた。
ﾘｮｳｸは……………？
「彼氏なら飲まされてるよ。
俺じゃ不満だろうけどガマンして。」
久しぶりに隣同士で歩く私たち。
風で散ってしまった桜の花びらが
足元に広がっていて
まるでピンクの絨毯の上を歩いているようだった、、、
まるであの日みたいに………………。
時間が止まってしまったのかもしれない。
あの日だって
こんなにいいお天気で桜を見に行ったのにね。
別れてから
もうどれくらい経ったのかな。
あの頃より
私、大人になったよ…………？
もう過去だけどね、私たち。
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向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、続編を公開しました。よかったら読みに来て下さいね(*^▽^*) (2018年10月31日 5時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ウホホッ？ザワザワ楽しみです。(*≧∀≦*) (2018年10月22日 5時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、いつも温かいコメントをありがとうございます(*≧∀≦*)少しずつですが下書きを始めたので公開したら読みに来て下さいね。 (2018年7月28日 4時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 向日葵さんありがとう(*≧∀≦*)ざわざわ、ワクワク、ドキドキ、わーい、歳がいもなく、興奮してます。リョウクの過去…気になる非常に(-.-)y-., o O (2018年7月25日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます(*≧∀≦*)ありがたいお言葉に続編に繋げますね！公開までしばらくお待ち下さい♪ (2018年7月25日 6時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2017年11月14日 6時
