【d！】悪魔に取り憑かれた系幼女lll (ページ35)

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会議。ページ35

会議室で集まっているみんな。私はグルにぃと向き合う席に座っている。いるのはおにぃ達みんな。悪魔さんはいつの日からか消えてしまったらしく今はいない。後でノエルさん達に聞いてみようか。

『…おにぃ達、呼んだ理由は分かるかな？』

tn「聞いたで。…解けたって。」

『うん。でもね、私も悪かったと思う。おにぃ達の気持ちにしっかり向き合ってなかったから。だから…おにぃ達の気持ちを教えてもらおうと思うんだ。』

逃げないと自分で決めたからにはそれを貫き通さなければならない。しっかりとおにぃ達の目を見てはっきりと伝えた。おにぃ達は全員俯いて黙っているが最初に口を開いたのは…おにぃ、チーノだった。

ci「俺はずっとそばにいて欲しいです。…だからこんなことしたんですし。」

そう言えば洗脳されてる間ほぼおにぃとの接点が無かった気がする。何故だろうと思っていたが俺はさ、という声が聞こえて慌てて其方へと意識を向けた。

ht「Aが今の状況が嫌なら潔く身を引くよ。…ただ、たまにでいいから会ってくれたりしたら。」

em「私も、ですかね。私の場合はAが美しいままならどうなろうと構いませんから。」

ni「同じく。Aが毎日笑って、平和に過ごせるんならいい。」

声を上げたのはひとにぃだった。私がみんなから離れても偶に会ってくれるなら構わない、と言ってくれた。エミにぃもにぃにも同意して私を見て優しく微笑んでくれた。

zm「俺は無理や…離れてる間にAが誰かに殺られたらどうするん？！俺以外の誰かに殺られるなんて耐えられへん…いやや。俺は反対や。ごめんA」

syo「俺も。Aが傷つけられるなんて耐えられへんしなにより…イラつく。」

ut「僕もかなぁ。Aちゃんが居らへんなら僕は生きてけんし生きる意味もあらへん。Aちゃんがいなくなる位なら僕は…この命、捨てるわ。」

それに対抗するように声を上げたのはゾムにぃとシャオにぃ、鬱にぃの3人。そう、と私は頷いて暫く考え込む。ゾムにぃとシャオにぃは私のことを大事に思ってくれているからこそだし鬱にぃは何よりも大切にしてくれている。その思いを潰すなんてしたくない。

ro「…俺はAの好きにすればええと思う。ただ…せめて目の届く範囲にはいて欲しい。」

kn「俺もロボロと同じ。俺はAが何かしろと言わへん限り動くつもりなんて無いしな。」

syp「クソ先輩と同じなんて嫌ですが…同じくです」