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A「このとおりっ!!!お願いします!」
拓也ともう1人の幼馴染、梨子に手を合わせてお願いをした。
口裏合わせ料金として、ファミレスでケーキを奢った。
梨「いや、別にいいよ。…Aママに嘘つくのは、ちょっと心苦しいけど。…A、あんたちゃんとわかってるの?」
A「え?」
梨「…え?じゃないわよ。彼氏とお泊りってことは、一晩中同じ部屋に2人きりってことでしょ?…いくら草食系男子でも、何かあったっておかしくないんだよ?」
梨子の言葉に、覚悟しきれていない自分が、ちょっとビクッとする。
A「…やっぱりそうだよね。…正直、そうなったとして自分は大丈夫なのかなってちょっと心配なんだよね…。」
付き合って半年、私達は高校生。
ちょっと早い気もするけど、そういうことになってもおかしくはない。
梨「彼氏も男の子だし…もし今その気がなくても、当日そんな気分にならないとも限らないよ」
A「…まぁでも、煎じくんはもしそうなったとしても、私のことちゃんと大事に触れてくれるとは思う。…そこは心配ない。」
私がそう言ったのを見て、梨子は頷いた。
梨「…まぁそういうならいいや。ちゃんとしなよ。…Aママには上手いこと言っとくね。」
梨子と私はその後、ちょっと大人な話をしながら帰った。
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もも(プロフ) - いつも楽しみにしながら読んでます!!!いつまでも読み続けます!!!!!!!!!!! (2016年8月3日 1時) (レス) id: c42a6310b9 (このIDを非表示/違反報告)
琴乃 - いつも見させてもらってます!これからも頑張ってください! (2016年8月2日 19時) (レス) id: 169b7c25bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃmm。 | 作成日時:2016年7月25日 13時