song ページ35
樹side
天井には様々な花が埋め込まれ
ライトは青、紫と幻想的な色
そして、真珠のようなキラキラとした飾りが天井から床まですらっと飾ってある
俺はこの部屋が好きで、用がなくてもついつい来てしまう
すると
『♪巡り合う 見知らぬ影と影でも
free&forever 光の中踊れば 1つになれるから 』
細くてきれいな歌声
樹「…A…？」
部屋の中心でLA FIESTAを歌っていたのはAだった
『わ…、樹か…』
樹「どうしたの？こんなとこで」
『別に…』
相変わらず、俺には冷たい。
だから、壱馬さんたちみたいにはやくその壁を壊したい。
でも、そのきっかけがいつも見つからない
歌声が聞かれたのが恥ずかしかったのか
逃げ出そうとするA
樹「あっ、待って！」
とっさに腕をつかめば一気に縮まる距離
『…なに…？』
吸い込まれそうになる綺麗な目
胸がドキンと鳴った
樹「歌声、綺麗…」
言葉が見つからず、ただただ思ったことを伝えた
こんなことが、言いたいんじゃないのに
『……好きなの。この歌』
樹「LA FIESTA？」
『ラフィエ…スタ……？っていうの？』
樹「そうだよ。俺達の歌」
『へぇ…
初めて聞いたときから、ずっと好き
樹は？』
樹「俺も好き。」
告白したわけじゃないのに
ドキドキとうるさい胸
なんだこれ…
『樹って…綺麗な顔してるのね』
そう言って顔をぐっと近づけてきたA
それにびっくりした俺はバランスを崩し
Aの手を掴んだまま倒れてしまった
樹「わ！」
『きゃ！』
ドサッ
それと同時に俺のおでこに触れる柔らかい感触
『あ…！ごめ…！』
樹「あ、ううん大丈夫
俺もゴメンな、怪我ない？」
『その…っ、これは事故で、結婚したいとかじゃないから…！』
と言い、恥ずかしそうにしてるA
思わずフフッと笑いがこぼれた
樹「かわい…笑」
『え？』
樹「いや、かわいいなーって
Aの、そーゆーとこ好きだよ、俺」
『好き？』
樹「うん、見てて飽きない」
この感情を知るのはまだ先でいい
このことがあってから
樹にべったりになったA
健太が嫉妬して理由を聞くと
『イケメンだし、Aのこと可愛いって言ったから』と、そんな理由
その日からまだ懐いてないメンバーはAに「可愛い」と連呼しまくるのでした(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1027人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちさと(プロフ) - 一気に読みました！最高！ (2019年7月28日 18時) (
レス) id: 02fea3faa7 (このIDを非表示/違反報告)
ちなってぃー(プロフ) - ナイトさん» リクエストありがとうございます！！激しいのですね！笑 がんばります(^^) ありがとうございます♪ (2019年6月9日 22時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - 樹のピンクを見たいです！！（やましょうさんのよりもっと激しく笑…へへ）よろしくお願いいたします！！もちろん続きの更新も楽しみにお待ちしております。頑張ってください！！ (2019年6月9日 20時) (レス) id: b4456d44f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちなってぃー(プロフ) - ひなさん» そうなんですね！！気に入っていただけて嬉しいです♪♪ 健太いいですよね〜！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年6月9日 18時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ちなってぃー(プロフ) - ほくぶーさん» まこっちゃんのピンク入れたいと思ってたのでまこっちゃんからでもよろしいでしょうか(;_;)？ 時間かかると思いますがその五人のピンク頑張って書きますね！リクエストありがとうございました！！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちなってぃー | 作成日時：2019年5月28日 21時
