destiny【RMPG】

リーダー ページ36

陣side


突然、力矢さんと僕がAに呼ばれた


力矢「A？どうした？」

『あのね、力矢と陣に見せたいものがあるの』


と言い、ついてこいと言わんばかりに廊下をスタスタと歩くA


陣「なんでしょうね？」

力矢「さぁ…？」

すると、本のたくさん置いてある部屋につれてこられた

力矢「ここは…書斎？」

『うん、お父様の書斎
でもね、見せたいのはここからなの』

そういうと、大きな本棚をぐいっと横にスライドさせたA


すると…


陣「？！」

力矢「これって…」

『お父様の隠し部屋
ここも書斎になってるの
ここ、二人にどうかなって…』


力矢「え、いいの？」

『うん。
2人はなぜかわからないけど、他のみんなとは違う信頼感があるの
なんかみんなのママとパパみたいな感じ
だから、私もふたりを信頼してるの、だからあげる
仕事の役にたつかなって…』


僕と力矢さんにはベッタリしないが
ちゃんと信頼されてると思うと嬉しかった

力矢「ありがとうA
ここリーダー会議のときとか大事な話し合いのときとかに使えるね」

陣「そうですね！
ありがとうな！A」

Aの頭をポンポンとなでると
嬉しそうに『えへへ』とニコッとする

『やめて触らないで』って言うかと思ったらこの反応だから嬉しくてたまらなかった

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