君がいるから【吉野北人】

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北人side



『ほくちゃん』


そう呼んだAさんの顔や言葉が頭から離れない

相当喜んでる。俺。


やばいな、どうしよう


そしたらさ、Aさん

『次は私が出す！』

なんて。



なにそれ、嬉しすぎ。


それって次も会ってくれるのってことでしょ？

しかもAさんのほうから



やべー、まじ嬉しすぎる



A『ねぇ』

Aさんが急に口を開いた


A『私で、遊んでるなら…

……やめてください…！』




「え？」


どういうこと？

俺、本気だよ


「何言ってんの…、俺本気でAさんが好きだよ


そりゃ、まだ二回しかちゃんと話したことないけど

今日で再確認した。


やっぱりAさんが好きだよ。」


Aさんの顔が真っ赤になる


A『ほんと？』


「ホントだよ、初めてあったときからずっと好き

気持ち悪いやつだと思うけど見かけたときからずっと！！」


好きって気持ちがとまらないって
こういうことなんだろうな

でも今は言葉にして伝えないと

Aさんに伝わらない

俺の本当の気持ち

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