親友2 (ページ28)

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ジョンウォンside

あの日、

「ところでジョンウォナ、

昨日の夜、どこにいたの？？」

ソヌヒョンがそう聞いてきた時

僕はもう素直に打ち明けたいと思っていた。

酔ったヌナと一緒に寝たと言う事実と共に

ヌナとの関係も全部。

「…一緒に寝ました。」

「あ、いたんだ！

全然気づかなかった〜

ごめんねジョンウォナぁ

ありがと〜」

苦笑いで言うソヌヒョン

気まずそう誤魔化してるようで

僕も何故か同調して

「ヒョン寝ぼけてたんじゃないですか」

なんて返した。

そして

「ごめんな、ありがと」

とジェイヒョンが続けて言った時、

僕の中で罪悪感が生まれた。

隠さなきゃ。って

「もしかして僕が電話で来てって言ったかな？笑」

「…はい。ソヌヒョンが来てって言ってたので」

僕は嘘をついた。

自分の好きな人の酔ったところを他の男が一緒に寝るなんて怒って当然だ

謝らなきゃ、

僕はリビングでジェイヒョンの帰りを待っていた。

ジェイヒョンは結局帰って来ないまま

朝になった。

「ジョンウォナ、寝なかったの？」

ヒスニヒョンが僕に聞く

「はい。」

みんなが起き出した頃、

ジェイヒョンは帰ってきた。

「ジェイヒョン、」

と声をかける

「ん、」

とだけ返事をするジェイヒョン

「今日スケジュール終わったら、ちゃんと説明させて下さい。」

それだけ言って僕も準備に取り掛かった。