ぼうだんカルテ。３

カルテ110 管 ページ10

『ユンギくん、お胸苦しい？』


ユンギ「ﾊｧｯ……ぅん………すこし。」


『酸素あげとくね。苦しい時にはちゃんとナースコールおすんだよ？』


ユンギ「わかった……ﾊｧｯ…ﾊｧｯ……」











最近ユンギくんの調子が良くない

喘息が悪化して毎日のように発作をおこしてる。




酸素濃度は酸素吸入しながらやっと90％ちょっと。

いつものユンギくんは97％が平均だから
結構きつい状態が続いてる。


それに加えて、発作が続いてるせいか
微熱も出てるから さらにしんどそう…












シウ「ステロイド使ってんのにな、、 」


『トイレに行ったり、少し動くだけでも発作を誘発しちゃう状態です。』


シウ「まじかぁ。もう少し強い薬にかえて、ベット上での絶対安静で様子みるしかないな…」









絶対安静か、、、

お友達と遊ぶのはもちろん、お散歩もおトイレも行けずに
1日ずっとベットの上で過ごさなきゃいけない。




今の状態のユンギくんだと
どこかに歩き回れるような体力はないことは明白だけど
それでも 子どもにとって行動を制限されることは
大きなストレスになる。




ストレスの限界が来る前に
喘息の方が早く良くなるといいけど、、、。










ヒョヌ「失礼しまーす。お、シウ先生にAちゃん！」


『お疲れ様です！』


ヒョヌ「お疲れ！ユンギ？」


シウ「お疲れ〜、そうそう あんま良くなくて薬切り替えて絶対安静の指示出したとこ」


ヒョヌ「そっか、、、発作続いてたもんな」


シウ「そう。ヒョヌ先生はジン診にきたの？」


ヒョヌ「そうそう、ジンも高熱続いてるからさ」










そう、ジンくんも最近39℃近くの高熱が出たり下がったりで不調続き、、、。

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