カルテ23 ページ23
シウ先生へユンギくんの状態を伝えてPHSをきる。
ぎゅっ
『ん?ユンギくんどうした?』
私の腕を力なく握るユンギくん。
ユンギ「…ハァッ…きもち…わる…い……ハァッ…」
『これに吐いちゃっていいよ!』
ユンギ「ハァッ……ハァッ……オエッ……ハァッ……泣」
容器を渡したら
限界だったらしく 戻しちゃった。
少しでも楽になればと
ユンギくんの背中を擦ってあげる
ユンギ「ハァッ……グスッ……ぬ、な…ハァッ……泣」
『もう少し頑張ろうね!シウ先生に診てもらおうね』
処置室についた。
シウ先生は既に到着されてたみたい
シウ「吐いちゃったか。採血と吐気止めの注射入れて」
『はいっ』
シウ「ユンギ、おめめ開けれる?まだ ぐるぐる してる?」
ユンギ「…しない……ハァッ……グスッ……」
シウ「分かった、注射だけ頑張ろうな」
ユンギ「……ぅ、ん……ハァッ……せんせっ……グスッ…きもち…わるい……オエッ……ケホッ…ケホッ……泣」
シウ「きついな。すぐ良くなるからな、」
ユンギ「…ケホッケホッ……ハァッ……グスッ……ハァッ…泣」
シウ「ユンギ、泣いたら喘息でちゃうから泣きやもう?」
ユンギ「…グスッ…ケホッケホッ…………グスッ……ハァッ…」
ーーーーーー
10分程経ってユンギくんは眠った
シウ「久々に貧血おこして きつかったみたいだね」
『そうですね。もっと早く見つけてあげてたら…もしかしたら朝から体調悪かったのかもしれないし…。』
シウ「もしそうだとしても、ユンギはなかなか言葉に出して言ってくれないからなー Aちゃんだけの責任じゃないよ」
『でも…』
シウ「ちゃんと口に出して伝える練習もユンギには必要だな。 でも、少なからずAちゃんだったからこそ、ユンギは素直に目眩がすることや気分が悪いことを伝えてくれたと思うよ。」
『そうですかね?』
シウ「うん。 ユンギなかなか言わないの知ってるでしょ?笑 喘息の発作起こしてるときだって知らない看護師さんには なかなか言わないからね^^;」
『まぁ…』
シウ「とりあえず、ユンギはこのまま様子みといて。後でまた顔出すよ」
『はい。ありがとうございました!』
薬の効果もあってその日のうちには
吐気も治まったユンギくん
改めて、
頼れる看護師でいなきゃな
って実感させられた1日だった
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ちむたん。(プロフ) - 日和さん» はじめまして!お返事大変遅くなり申し訳ありません。。。今の作品も更新停止になるくらい手がつけれてなくて、新作も今のところ考えてないです…。せっかくリクエスト頂いたのにすみませんm(__)m (2022年4月5日 23時) (レス) id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)
日和(プロフ) - はじめまして。いきなりで大変申し訳ないのですが,この物語が完結したらホビ愛されのホビ幼児化の話をつくってほしいです。ダメならダメで良いのでOKならぜひお願いします。(>人<;) (2022年3月16日 22時) (レス) id: 4bd90e78fb (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん。(プロフ) - ユンユンさん» 更新できず本当に申し訳ないです。。やっと更新しました!!これからもよろしくお願いします(^^) (2020年12月1日 16時) (レス) id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン - オンニィ、、更新してくださいよぉ(泣) (2020年11月29日 11時) (レス) id: 128e63e3bb (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン - ちむたん。さん» 楽しみにしてます! (2020年10月26日 13時) (レス) id: 128e63e3bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちむたん。 | 作成日時:2020年9月3日 4時