相思相愛実験【鬼滅の刃】【リク停止中】

▼自分を殺して/食べてと言ったことについて ページ41

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【炭治郎の場合】

｢おねが、い、殺、して…？｣

｢喋らなくていいからｯ！！！｣

鬼に攻撃をくらって瀕死のA。
最後は鬼に殺されると思って鬼を狩ってきた日々だったけどさ、やっぱり愛する人の手で死にたいよね。
炭治郎もそれを理解しているけど、どんな形でもいいから生きて欲しいっていうのが本音なんだ。

｢ねぇ、わたし、最後に見るの、炭治郎く、がいいな…｣

｢ｯｯ！もうすぐ着くから！！助かるから！殺してなんて言うなよ！｣




【善逸の場合】

｢…分かってるでしょ？早く殺して。｣

｢分かってるんだよぉ…でも、でも！｣

傷口に鬼の血を浴びたら鬼になる。
Aはあんなに憎い鬼になりたくないし、人を食うなんて論外だとすら思ってる。
だからね、自分が鬼になる前、まだ人の意識を保っていられる間に善逸に斬って欲しいんだよ。

｢…禰豆子ちゃんみたいなイレギュラーは望めないよ。悪鬼滅殺、早く、はやく…｣

｢Aちゃんは悪鬼なんかじゃない！！俺の大好きな女の子なんだよ！！！…ｯｯ｣




【伊之助の場合】

｢伊之助くん、私を殺して欲しいな、｣

｢…ｯﾁｯ｣

Aの身に起きた不幸なんて知ってる癖に。
自分が鬼狩りながらも家に残してきた親を鬼に殺されてしまったA。
自分が家を離れなければ、もしかしたらなんて。そんな事しても犠牲者が1人増えるだけなのに。
伊之助はAに生きて欲しい。なんで親が死んだくらいで死にたいなんて望むんだ？

｢親が死んでも俺がいる。俺は簡単には死なねぇぞ。｣

｢やだよ、私が死んだら周りの不幸、止まる気がするんだよ。｣

｢殺さねぇぞ、テメェは俺の子分だろ。親分の命令くらい聞けよ…｣





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