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、
それから
『せんせ、ここわからんねん』
渋谷「ん、どこや?」
私の担当は渋谷先生になった。
村上先生は曜日が変わったらしい。
渋谷「んで、こうやな」
『わかった!ありがと、せんせ』
渋谷「ん、ええで、なんでも聞きや」
ワックスで髪の毛を少しイジってて、黒縁眼鏡で、カッコイイんです。
渋谷「Aちゃん、部活なにしてんの?」
授業中でも、
『あ、軽音部、です!』
渋谷「ほえ〜っ、ギター?」
『うん!』
渋谷「オレ軽音部の子と付き合ってましたっ」
『………』
渋谷「なんか言うてや(笑)」
真面目に授業をすすめる村上先生とは違い、たくさん話してくれる渋谷先生。
『……あ、今日渋谷先生休みなんや』
塾で授業予定を見ると、今週の担当の先生が渋谷先生ではなく、安田先生だった。
横山「せやねん。なんか用事らしくてな、代わりに安田先生に入ってもろたんや」
…安田先生、久しぶりやな。
私が高校受験の時、英語を教えてくれてた先生で、ちょうど３月から２ヶ月間アメリカに留学も行ってたっけ。
もうそれ以来会ってないなあ。
安田「Aちゃん〜、久しぶりやんか〜」
『お久しぶりです〜(^^)』
それにしても
安田「高校、どう?楽しい?」
『まあ、それなりに(笑)』
渋谷先生、なんで休みなんやろ…。
気になる。
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作者名：ちぱぱ | 作成日時：2014年7月29日 10時
