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お風呂から出たら、夕ご飯の時間。






私が太ちゃんにべったりだから、どっちかの家に集まってお互いの家族みんなでご飯を食べることが多かった






だから、キッチンには2人のママが立ってることが当たり前。






今日のご飯は何かなっていつも楽しみだった






両家揃ってのご飯は、藤ヶ谷家は兄弟が多いからすごくにぎやかだったのを覚えてる






だいたいゆうちゃんとりょうちゃんがケンカしてるんだけど、それにはお構い無しに太ちゃんとイチャイチャしてたと思う






A「たいちゃ、おいしー?」






太輔「美味しいよ。A、これも食べなきゃ」







A「やーなの。」






太輔「ほら、お口開けて?あーん」







完全に私の扱いが分かってる太ちゃんと、太ちゃんに従順な私






好き嫌い無く育ったのって太ちゃんのおかげなんじゃないかな?







ご飯が終わるといつも眠くなっちゃって、太ちゃんの家で遊んでたのが1日の最後の記憶なんだけど、朝目覚めると絶対にママの横で寝てる






さすがにずっと太ちゃんの家にいる訳にはいかないからって連れて帰られてたみたい







目が覚めて太ちゃんが居ないから、太ちゃんに会いに朝早くから藤ヶ谷家に行く






これがあの時の私の幸せな1日の流れだった







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作者名:Meri | 作成日時:2018年1月22日 15時

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