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知念side
朝起きてリビングに行っても
誰もいなくて。
テーブルの上には
朝食が準備されていた。
知念「伊野ちゃんは仕事だけど、みんなどこ〜」
あ。
冷蔵庫のホワイトボードに
何か書いてある。
"伊野尾の迎えに行って
そのまま買い物に涼介とあやかと行ってきます。薮"
今日は休みだから
あやかとゆっくり話したかったのになぁ。
買い物っていつ帰ってくるんだろ。
そんなことを考えながら
準備されていた朝食に手をつける。
知念「おいしい。...涼介かなぁ。作ったの。」
有岡「ん〜...おはよ」
知念「大ちゃんめっちゃ眠そうだね。(笑)」
有岡「ゲームしてた...ファー..」
あくびをして
リビングに入ってきた大ちゃんは
周りをしきりに見渡してる
有岡「あれ... あやかはまだ寝てるの?」
まぁそうなりますよね。
知念「宏太と涼介と伊野ちゃんの迎えに行ったよ。」
有岡「は?」
知念「僕も思ったんだから、口に出さないでよ〜」
有岡「なんか裏切られた気分。」
そう言って大ちゃんは
テーブルの上にある朝食を食べ始めた。
知念「あからさまに凹みすぎじゃない?(笑)」
有岡「だって...朝起きてさ。おはよう!大ちゃん!なんて...言われるのを期待してたもので。」
知念「フハ。何そのベタなやつ。(笑)」
有岡「それが...居ないなんて...」
知念「まぁ。帰ってくるんだから帰ってきたら
たくさん話せばいいじゃん?」
有岡「まぁそうだけど。」
ちょっと不機嫌そうに
大ちゃんは食事を口に運んでいる。
ん〜
あやかが帰ってきたら何しようかなぁ...
知念「大ちゃんは朝食食べたらどうするの?」
有岡「ん〜俺はまだ眠いから少し寝ようかな。」
知念「ふ〜ん...」
他のメンバーも
起きてくる気配無いし...
帰ってきたらあやかとゆっくりできるかな。
有岡「ごちそうさま〜...」
知念「ごちそうさまでした。」
有岡「じゃあ俺ひと眠りしてくるね。
帰ってきたら起こしに来て!」
知念「絶対やだよ(笑)」
有岡「そう言うと思った〜(笑)」
そう言って部屋を出ていく大貴。
あやか早く帰ってこないかなぁ〜...
知念「あ...そうだ!
あれ一緒にしたら喜んでくれるかな?」
思い立ったらすぐ行動!
早く準備しよ〜っと。
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2020年5月30日 23時