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知念side
ガチャ
扉の開く音....
あ♪帰ってきたかなぁ!
玄関に向かうと
ワンピースを着て
いつも以上に可愛いあやかの姿が...
知念「あやか!!!!おかえり♡♡」
あやか「キャッ」
もう...
可愛いんだから。
可愛いなぁと思って
しばらく抱きしめていると、
後ろから低い声が聞こえてきた。
涼介「知念?ニコ」
知念「なーに?」
涼介「離れろ。」
そんなこと言われたって
これからは僕の時間だもんね。
知念「こわーい。...こんな怖い人なんて
ほっておいて僕とホットケーキでも作ろうよ!」
あやか「ホットケーキ...?」
キョトンとするあやかの手を引いて
キッチンの方へ向かう。
知念「今日はうるさい大貴もまだ寝てるし!
急にホットケーキ食べたくなっちゃったから
一緒に作りたいなって思って〜♪」
あやか「わかりました(笑)」
知念「も〜!僕に敬語使っちゃダ〜メ」
また敬語無しで話して欲しいな...
記憶...戻らないかな___
あやか「えっと...」
知念「まぁ可愛いからいっか〜♪」
あやかは相変わらず
困った顔を僕にみせた。
あやかの表情って
ほんとコロコロ変わってほんとに可愛い。
知念「僕は分量測るから、あやかは
飾り付け用の果物切ってもらえる??」
あやか「わかりました」
涼介「知〜念?」
げ。
また涼介かぁ。
今だけは邪魔しないでよ。
知念「うわ。凶悪な顔したやつが来たから
絶対目を合わせちゃダメだからね?」
涼介「誰が凶悪な顔だ!」
知念「だって〜。あやかだって怖いって言ってたよ?」
伊野尾「あらら。(笑)」
あやか「私そんなこと___」
知念「シーッ...」
"涼介はこうやって
構われるのが好きだから"と
隣にいるあやかに耳打ちをする。
涼介「何コソコソ話してんの。」
知念「怒りん坊には教えなーい。」
伊野尾「あらら。(笑)
あ、知念作ったら俺にもちょうだいね〜」
知念「いいよ〜!」
涼介「あやか?手切らないように気をつけてね?」
あやか「ありがとうございます!」
涼介と伊野ちゃんは
そう言ってキッチンから出ていった。
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2020年5月30日 23時