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あやかside
あやか「山田さん...あの..!」
涼介「足くじいてますよね。」
木村「あ...さっき_____」
涼介「一瞬でしたが足を気にしてらしたので
このまま行きましょう。」
あやか「自分で歩けます...!」
涼介「いいえ。無理させることは出来ないので。
それよりちゃんと食べてますか?
軽すぎます」
永峰「ほんとにお似合いですよね。おふたり。
今度ラブソングをつくる時は
また声をかけさせて頂きますね。(笑)」
木村「ほんとジョバンニとカンパネルラの
気持ちがひしひし伝わってきて...
実際は友達同士ですがこういう関係性で
表現するのもほんとに素敵でした。」
吉沢「涼介。早く行ってこい。」
涼介「はい。それでは一度失礼します。」
永峰「僕ら映像の確認もありますので
後ほどご挨拶に伺います。
伊藤さんもお大事になさってください。」
あやか「ありがとうございます」
マネージャーさんも挨拶があるようで
私と涼介くんは2人でホテルへ戻った。
涼介「痛む?」
あやか「いえ...」
涼介「もう大丈夫だよ。誰もついてきてないから。」
あやか「あの...涼介くんありがとうございます。」
涼介「ん?」
あやか「足のこと気がついてくださって...」
涼介「あぁ...でも全然演技にでてなかったよ。
それに_____最後めちゃくちゃ引っ張られた。
自分で思ってるよりも...
涙も止まんなかったし最後の笑顔ずるいわ。」
あやか「え...」
涼介「たしかに最後のシーンって考えると
あの笑顔が正解だったと思う。」
あやか「最後に大好きな人の目に映る自分は
笑顔がいいって思ったんです。」
涼介「うん」
スタッフ「お疲れ様です。山田さんここまで
ありがとうございます。
手当の準備できていますので奥の方へどうぞ。」
涼介「ありがとうございます」
スタッフ「今冷やすものお持ちしますので
ここのソファーへ腰掛けててください。」
あやか「ありがとうございます」
スタッフ「おふたりとも外は寒くなかったですか?」
涼介「朝方なので少し。」
スタッフ「暖かいお茶もお持ちしますね。」
涼介「ありがとうございます。
あやかちょっと俺吉沢のところに行ってくるから
手当てちゃんと受けてて?」
あやか「分かりました。」
涼介「いい子。」
涼介くんは私の頭を
ポンポンと撫でると携帯電話を片手に
部屋を出ていった。
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macaron(プロフ) - あきな様 コメントありがとうございます!仕事の合間更新になり1度に沢山更新できず申し訳ないですがそのようなお言葉を頂き嬉しく思います♩.•夢主ちゃんの味方がこれから増えるように私も祈ってます(*ˊ˘ˋ*) (9月6日 9時) (レス) id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
あきな(プロフ) - 長編お疲れ様です!続編が楽しみすぎるんですが無理せずマイペースでよろしくお願いします!!そして!!夢主ちゃんの味方が増えますように!!と読者としての独り言です笑 (8月28日 18時) (レス) id: aec1c9e23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:macaron | 作成日時:2023年8月24日 13時