【リボーン】僕は、悪くない (入江正一成り代わり) (ページ3)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:4,100 hit

白蘭「正チャーン、フォーク～」『落としたものくらい自分で拾えェェェ……』ページ3

しかし、どんなに理不尽をされようと私は白蘭さんに逆らうわけにはいかなかった。
なぜなら彼こそが私を救ってくれた恩人なのだから。

「ほんとはねー、出会った瞬間にビビっときたんだよねー。だけどさ、自分は『入江正一』ってキャラに成り代わったんだって、血走った目で言うからついにシャブキメだんだと思っちゃったんだよ。」

「マジですか、私そんな目してたんですか、嘘でしょ」

「マジマジ。だから僕、またメンドくさい絡みかと思ったんだけど、でも他のパラレルワールドでは確かに正チャンしかいないし、今までAチャンの存在が認めずらかったんだよねー。
まあ、だから、納得してやってもいいかなって。」

「よっくもまあそこまで上からモノが言えますよ。人間ってヤツはここまで態度デカくなるんですね、態度が東京タワー並ですよ」

「やめてよ、僕みたいな神々しい存在を鉄筋塔なんかに例えないでよー。」

そう言いながら、白蘭さんはムッとした。いやいやいやいや。こっちがそうしたいんですけど。
仕方ないから、ため息だけだしとこう。

「何このポジティブ、レベル高すぎる」

「困っちゃうなー、ゼウスぐらいの例えをしてもらわないと、割に合わないよったくー。」

「いや、むしろお釣りきますから、安心してください。てか白蘭さん、なんで全能の神持ってきてんの、思い上がりすぎですよ。いくら白いからって勘違いしすぎです。いくら白いからって。」

「別に白さ関係なくない。手厳しすぎでしょAチャン。

とにかくさ、話だけでも聞いてあげたら、腹立たしいことに【原作】ってのには、ボンゴレ成功ヒストリーが書いてあるんでしょ？

僕に勝つルート一本しか持ってなかったのにさあ、コールド勝ちしちゃうんでしょ？

それならさあ、もー、世界征服とかやる気削がれるよね。出来レースじゃん完全に。

だからさあ、いったん過去にいっちゃって、その原作自体変えちゃお。そして思いっきり底辺に引きずり下ろしちゃお！ね！やっちゃおやっちゃお！」

ちゃおちゃお、ちゃおちゃおうるさいな！？
なんでこんなうっとおしいんだろう。