白蘭「正チャーン、ポテチー！」『自分でとってください』 ページ2
「と、いうわけだから、過去のボンゴレ潰しちゃってくれない？」
「は？」
さすがに突拍子がなさすぎて、ポカンとする。
何言ってんだこのバカ社長は。
白蘭さんが脈略のない事はいつものことだ。
むしろ会話が成り立つ瞬間の方が少ない。
だから、だいたいはオラウータンに話し掛けてるんだと思い込んで済ましてる。
しかし、今回ばっかりはウホウホ言ってられなかった。
はあ、とため息をつけば、白蘭さんはベラベラ語るのを続けた。
「だってさー、ボンゴレちょーダサくない？絶対ミルフィオーレのほうがかっちょいいんだけど。アサリって今どき流行んないよ、もー、過去から消しちゃおう、ね！そうしよ！どうせ陰キャしかいないだろーし楽勝楽勝」
「ホントに恐ろしく気まぐれですね、無理に決まってんでしょ。」
「気まぐれロマンティック？」
「しょうもな、心底しょうもな」
「2回言わなくったっていいじゃんお馬鹿」
「そもそも、どうやって過去に行けと。行ったところで何もできませんよ。ていうか仕事が山積みで行ってる暇がない」
「そうだね、確かに僕の食べかす捨てるのも、僕の部屋代わりにそうじすんのもAチャンだもんね。そんな易々とシフトは外せないか」
「いや、それ全部お掃除ロボルンバで解決ですよ。易々とシフト外せますよ」
「ルンパッパはポケモンだよAチャン、ホントにお馬鹿だなー」
………くっそー聞き間違えで通すつもりだな。絶対聞こえてるのにしらばっくれてるよね。これ、
白蘭「正チャーン、フォーク〜」『落としたものくらい自分で拾えェェェ……』→←白蘭「正チャーン、お茶ー！」『自分でしてください』
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月25日 17時) (
レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杞憂 | 作成日時：2018年2月21日 2時
