狼様の愛情

すばるとあき探し ページ10

こころside

りおんくんと再会して1週間

今では普通に友達もいるし学校楽しい

りおんくんとはお互い忙しくてあんまり話せてない

り「こころ！」

あ、

こ「りおんくん！なんか久しぶりだね。」

り「お互いなんか忙しくて最近あの話できてなかったもんね。」

こ「それなんだけど、この話あんまり人がいるところでできないから電話番号とか住所とか教えてくれない？」

り「そうだね、そうしよう！休日とかに家行って話すとか平日でも電話で話せるしね。」

こ「うん、それに私気になることがあって、」

あきちゃんって…もしかして…

り「わかった。俺も話あるんだ。夜電話できる？そのとき話そう。」

こ「うん！できるよ。そうしよ！」










夜

こ「もしもし？りおんくん？」

り「もしもし。俺だよ。それで気になることって？」

こ「あ、あのね、お城で何人かのスクールの先生が一緒だったって話したの覚えてる？」

り「うん。覚えてるよ。」

確信がある

最初は苗字しか知らなかったし苗字違うけど

喜多嶋先生は…

こ「その先生、あきちゃんだと思うの！」

り「そうなの？確か喜多嶋先生だよね？」

こ「うん！あ、りおんくんの話ってなに？」

り「あぁ、あきのフルネームって井上晶子だよね？俺昔聞いたことがあるんだ。」

こ「え！どこで？」

りおんくんスクール行ってないのになんで、

昔って私がスクールに行くまえからだよね

り「お城で別れる前にフルネーム聞いて聞いたことあるなって思った。すばるも。井上晶子と長久昴って聞いたことあるんだ。絶対覚えてる。でもどこで聞いたかまだ思い出せないんだ。」

こ「じゃあ私が喜多嶋先生があきちゃんだって思ったのは勘違いか、苗字違うし。」

苗字違うのは結婚したからかなとか思ったんだけどなぁ

り「でもあいつらも先生同じだったよな…。なんか思い出せそうなんだけど……喜多嶋先生の下の名前知らない？」

こ「苗字しか知らない…今度お母さんに聞いてみるね！みんな同じ先生だったし、顔も面影あったような感じしたんだけどなぁ、」

あー！名前聞いておけば良かった、

り「先生…か……あー！あとちょっとでなんか思い出せそうなのに、」

こ「じゃあ思い出したらまた教えて！頑張って思い出して！！」

り「うん、じゃあそうする。おやすみ。」

こ「頑張って。私も名前聞いてみる！おやすみー。」

あきちゃんはどっちなんだろう…

りおんくんの記憶の中の人なのかな、すばるくんも知ってたし

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