狼様の愛情

すばるとあきの再会 ページ6

あ「もしもしすばる？あきだよ。」

す「うん、僕だよ。どうかしたの？」

実はすばるとは5年くらいに前に再会した

すばるが探しに来てくれたんだったな






5年前…


私は留年して2回目の中3だった

そのとき、やっぱり毎日考えてたのはみんなのことで、みんなが頑張ってるって思ったから私も学校には頑張って通った



7月

4度目の夏休みを迎えようとしてたとき

校門に金髪の男の人が立ってた

一瞬すばると同じ髪色だなって思ったけど

それだけでたまたまだと思った

学校から帰ろうとしてたとき

？「……あきちゃん？」

あ「え…？」

振り返ると少し大人びていたけどはっきりわかる

大人になっていたすばるだった

あ「す…すばる！！」

す「うん。ようやく1人に会えた、あれから随分待ったし随分探したんだよ。」

あ「そっか、私は1年も経ってないけどすばるはあれからもう何年も経ってるだ。」

す「学校はわかってたし留年するって言ってたから会いに来たよ！仕事もあるし来るのがちょっと遅くなっちゃったけど、」

ゲーム作るって言ってたけどほんとに作ってるのかな

あ「ゲーム作る人だっけ？」

す「うん！覚えててくれたんだ。」

あ「あったりまえでしょ！！」






それから連絡先を交換して住所を聞いてちょこちょこ会うようになったんだったなー

あとやっぱりすばるも記憶の件については私と同じで突然頭の中に入ってきたらしかった

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