狼様の愛情

すばるとも再会 ページ13

あ「久しぶりね、こころちゃん。そしてはじめまして！」

こ「あ、お久しぶりです。」

り「はじめまして。りおんです。」

私たちから言うのを待ってるんだ、

あ「よろしくね、喜多嶋です。今日はどうしたの？お友達も連れてきて。」

大丈夫

こ「お礼を言おうと思って、…学校楽しいです。友達もできて。たくさん相談のってくれてありがとうございました。」

あ「そっか、良かったね。」

こ「はい！あ、あともう1つ話があって、えっと、その…」

あ「うん、なあに？」

大丈夫

落ち着いて言えば大丈夫！

ギュッ

あ、りおんくん

机の下で手をギュッと握ってくれた

これだけで勇気が出る

よし！

こ「あ、あきちゃん久しぶり。会いに来てくれて、ありがとう。」

い、言えた！

喜多嶋先生は目を丸くしたあと

ゆっくり微笑んで

あ「良かった、私があきだって気づいてくれて。久しぶりね！こころ、りおん。」

っ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

こ「あきちゃん！！」

り「久しぶりだね、結構待たせちゃったかな。」

あ「ほんとだよ〜！長かったな〜。ってちょ、こころ泣かないで笑」

こ「だって〜、」

り「こころ頑張ったもんな。あきさ、俺にも会いに来てくれたよね。すばると一緒に。」

あ「覚えててくれたんだ！良かった〜、名前教えて絶対覚えててねって2人とも言ったけど忘れてると思ってた。」

り「どこで聞いたのか思い出すのにちょっと時間かかったけど記憶にずっとあったよ。」

あ「良かった。こころも学校楽しそうで嬉しい。」

こ「うん！ほんとにありがとう。」

あ、すばるくんのこと聞かなきゃ

こ「それでねあきちゃん、すばるくんって今どこに…」

あ「ﾆｺｯ。」

ｺﾝｺﾝ

あ「入って！」

？「久しぶりだね、こころちゃん、りおん。」

え…！

まさかすばるくん！？

り「すばる…？すばる！！」

？「うん、久しぶり。元気だった？」

り「うんっ、元気だった、よ。」

あ「今度はりおんが泣いてんじゃん笑やめてよねー私まで泣けてくる。待ってて良かった。」

りおんくん…

す「泣くなよりおん。記憶蘇らせてくれてありがとう。ずっと待ってたよ。」

まさかすばるくんもここに来てたなんて

あ「ホントにありがとうりおん。今日すばるも誘って良かった。こころが会いに来るって言うからりおんも来るだろうなって思ってたの。」

バレてたんだ笑

でも再会できて良かった、

結局4人とも号泣だった

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