小さな運命が世界を変える【ハリポタ】 (ページ18)

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ハロウィンページ18

そしてハロウィンがやってきた

Aは朝からいろんな人にお菓子をもらう

　「ハッピーハロウィンA！キャラメルはいかが？」

　『ありがとうフレッド、いただくわ』

　「フレッドは僕だよ！そっちはジョージ！」

　『ダウト、見分けつくようになってきたんだから』

　「ちぇっ、ばれちゃったよ」

　「やっぱり姫君にはかないませんね」

たくさんの人がAに声をかけ、お菓子を置いて去っていく

Aは、このお菓子をどうしようかと処理に困った

　「大変そうねA」

　『ハーマイオニー…腐らせるわけにもいかないし、どうしましょう…』

　「きっとなんとかなるわよ。呪文学の授業へ行きましょう」

ハーマイオニーに続いて、呪文学のクラスに行く。

フリットウィック先生はたくさんの本の上に立っている

　「魔法使いの最も基本的な技術は、浮遊の術です。物を浮かせて、飛ばすこと。皆、羽は持ってきているね？」

ハーマイオニーが羽を掲げる。

彼女は本当に勤勉だと、Aはほほえましそうにその光景を見ている

　「では、練習した手首の動きを忘れないように。ビューンときて、ヒョイです。皆で」

　「「「ビューン…ヒョイ」」」

みんな一斉に杖を持ち、先生の言ったとおりに杖を動かす

先生は満足げだ

　「では、呪文を正確に、ウィンガーディアム・レヴィオーサ。やってごらん」

生徒は発音の違う呪文を唱える。

教室を見渡しても、浮かせられている人はいなかった。

　「ウィンガーディアム・レヴィオサー」

そんな中、ロンは間違った発音で、しかも杖を振り回す

ハーマイオニーが止めて正すも、納得がいかない様子

挑発して彼女にやれというが、ハーマイオニーはいとも簡単に浮かばせてしまう

ロンは面白くなさそうに机に突っ伏す

その光景を見てくすくす笑っていると、視線を感じた

ふと顔を見上げたら、ドラコ・マルフォイと目が合った

組み分けの時以来、一切口をきいていなかったが

Aはニコリと笑いかける

ドラコはそれを見てフンッと鼻を鳴らして顔をそむけた

　『嫌われてるなぁ…』

Aは若干傷つきながら、浮遊術の練習を再開した。