小さな運命が世界を変える【ハリポタ】 (ページ15)

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不思議な夢ページ15

談話室の扉をくぐると、ロンが口を開いた。

　「いったい何考えてるんだ！学校にあんな化け物閉じ込めておくなんて！」

　「どこに目をつけてるのよ！怪物の足元を見なかった？」

　「足なんて見てる暇ないよ！頭を見るので精いっぱいさ！気が付かなかっただろぅ！頭が三つ！」

ロンとハーマイオニーは軽い口論をする。

Aとハリーはその様子を後ろから眺めた

　「あの怪物の足元に仕掛け扉があったわ、何かを守ってるのよ」

　「何かを守ってる？」

　「その通りよ、じゃぁ、失礼していいかしら。もう寝るわ。貴方たちに付き合ってたら命を落としかねないもの。もっと悪くすれば退学ね」

Aはハーマイオニーに引っ張られて部屋に戻る。

部屋には行った後、ハーマイオニーは静かにAに抱き着いた

その肩は、少し震えている

Aは静かにハーマイオニーの背中をさすった

　『…怖かったね』

　「Aは…怖くなかったの？」

瞳に涙をいっぱい浮かべて、ハーマイオニーは尋ねる

Aは安心させるようにニコリと笑った

　『もちろん怖かったわ。けど、あの4人でいれば、何だってうまく行く気がしたの』

　「なんで…？」

　『さぁ？勘ねｗ』

くすくすと笑うA

ハーマイオニーもその笑顔につられて笑った

　『さぁ、もう寝よう！明日も授業があるし』

　「そうしましょう…もう疲れたわ」

二人はそのままベッドに入り、眠りに落ちた

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その日、Aは不思議な夢を見た

ホグワーツのトイレと、大きな怪物

ハーマイオニー、ロン、ハリーと4人

温かい気持ち。

目が覚めたAには理解し得ない内容だったが、

本当に夢だったのかわからないくらい、リアルだった…

Aは少しダルそうに起き上がる

　『…変な夢を見ると、寝た気がしないわよね』

　「変な夢を見たの？」

　『えぇ、とっても不思議だったわ』

Aは重たい体を引きずりながら、授業へ向かった。