柱と私とぶりっ子の物語

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姫｢ 誰かに愛されたかった…


必要とされたい…


何が悪いの！誰よりも上に立ちたくて誰よりも愛されたかった…

だから私はみんなに愛されたかった！


それなのにどうして…ねぇ？どうしてA……お前が来たんだよ！


そこは私の立ち位置だ

邪魔 ｣



ギュ


A｢大丈夫…大丈夫だよ？あなたはもう1人じゃないんだよ。だからもう自分を追い詰めないで｣


私は抱きしめた 今まで姫がたくさん辛い事悲しい事があったから親が昔抱きしめてくれたみたいに大きな愛情をもって





姫｢もう許されないよ私…こんなにも罪を犯しちゃったんだもん

アハハ何やってんだろ…今まで｣



A｢ｶﾊｯ｣


姫が｢アハ！派手に血が出てるわぁ！良かったミニナイフを持っててうふふ

あははははははははは！！


もう私のやった罪は許されない？なら、


誰よりも憎いあんたを刺してこの鬼殺隊を抜けるわ！｣


不死川視点


Aが刺された後俺は誰よりも早く姫からAを奪った



許せねェ


きっと、本当にこいつに恋してるから嫌な事だって受け入れた。

だからこいつには罪を償わせなければならない


悲鳴嶼｢なんて哀れな子なんだ。俺が御館様の所へ連れていこう｣


そう言って悲鳴嶼さんは姫を担いで行こうとしている





伊之助｢あいつ強え！勝負！勝負！｣



善逸｢えっ？何あれ怖っ｣


炭治郎｢行くぞ！｣



善逸｢1人にしないでよ〜待ってよー｣



しのぶ｢Aさんをこちらへ…｣


A｢いける…傷口は浅い…応急処置で何とかいける｣


不死川｢馬鹿言ってんじゃねぇ！お前のこと好いてる奴なんていっぱいいるんだよォ。だから自分をもっと大事にしろ｣


A｢不死川さん…｣



無一郎｢僕が連れていくよ。安心してちゃんと傷口が開かないように走る｣


しのぶ｢分かりました。では、私と無一郎くんで蝶邸へ行くので後のことは任せました。｣


不死川｢あァ｣


宇髄｢派手に任せとけ｣


伊黒｢あの女の事は任せとけ｣


甘露寺｢えぇ！任せといて！｣


煉獄｢うむ！では、我々も御館様の所へ行こう｣


冨岡｢俺も(何か皆のように任せろって)言いたかった｣


しのぶ｢何が言いたかったんですか？そんなんだから嫌われるんですよ？｣


冨岡｢俺は嫌われてない…だもん｣





みんな無言で走り出した

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