R U L E R # 2

RULER ページ27

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周りを見ると




みんなやられていっている


やっぱり、北は強い…




貴方「それもそうか…」




お兄ちゃんがいるもんね




勝利「おらぁっ！」



ﾎﾞｺｯ

ﾄﾞｶｯ



いつの間にか勝利も応戦していた



紫耀「…っう、おらぁ！」


顕嵐「…ったく、しぶといやつだなぁ〜」



北の勢いに飲まれて、こっちが負けてる


もう、やばい…？



そう思った時に




紫耀「…っうぁ」


顕嵐「正々堂々と戦っても負けるものを引き受けるのは笑えるわ」




ちょうど、紫耀が阿部顕嵐に殴られやられてしまった所…




貴方「紫耀…！」



顕嵐「あ、トップやられちゃったら決着ついちゃったじゃんかぁ〜」



ヘラヘラと笑っている阿部顕嵐


周りはシーンと静かになった



大吾「ありえへん、紫耀がお前に負けるわけないやろ！」



廉「そうやそうや」



反論しようと怒っているみんな





貴方「…康くん」



私は近くにいた康くんに話しかけた



康二「どうした、？」



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貴方「…そろそろ、切り札使ってもいい？」

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