謎の1人 ページ7
マイキー「創設メンバーは俺、ケンチン、三ツ谷、場地、それからパーちんの5人」
貴方「私は創設当初の東京卍會が好きなのよ、楽しかったし」
武道「えっ?ユウちゃんは東卍の創設当初から知ってるの?」
貴方「うん、兄の後を追い始めたのはその頃からだし」
と言い掛けて私は斜め後ろに注意を向けた。
マイキー「三ツ谷、出てこいよ…さっきからお前の銀髪が見えてるんだよ」
貴方「三ツ谷くんに盗み聞きの趣味があったとは」
三ツ谷「別にそんな趣味はないぜ、ユウちゃん」
マイキー「三ツ谷、タケミっちを弐番隊に入れる」
私はタケミっちの肩を叩いて三ツ谷くんを見た。
武道「よろしくお願いしまーす」
三ツ谷「盗み聞きなんかするんじゃなかった」
貴方「タケミっち、弐番隊にはぺーやんくんもいるからまぁ…安心でしょ」
武道「(え?ぺーやんくんもいるの?俺、正直苦手なんだけど)」
タケミっちは立ち上がると同時に落ちかけた特攻服を掴んだ。
武道「東京卍會……総長の右腕」
貴方「あ、私のだ」
タケミっちから特攻服を受け取り、私は神社の階段を降りた。
三ツ谷くんにバイクに乗せてもらって私はタケミっちに声をかけた。
貴方「タケミっち!明日から場地くん取り戻すためによろしくね」
三ツ谷くんに掴まるとゆっくりと帰り道を進んだ。
ーーーーーーーーーーーーー
武道「さて、俺も帰るか」
その時、お守りと写真が落ちていて拾ってみると写真には創設当初のメンバーの面々が写っていた。
武道「うわ、皆若いな……これが場地くんだ……あれ?この人は誰だろう?」
場地くんの横に写ってるこの人は見たことないかも。
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