指摘 ページ18
私たち東卍と芭流覇羅の抗争の日になってしまい私は兄の横で気持ちを整理していた。
貴方「(本当にかずくんを……芭流覇羅に入ってしまった場地くんと戦わなきゃいけないのかな?)」
千冬「(ユウちゃん…すごい不安そうだ)」
武道「(場地くんを助けないと……)」
そしてついに抗争が始まった。
私は場地くんを探すために走り出そうとしたら兄と同じ敵の半間に行く手を塞がれた。
貴方「(私を場地くんのところへ行かせない気かよ)」
半間「お前たちの敵はこの俺だよ」
ドラケン「くそ…ユウ行けるか?」
貴方「うん!」
とりあえず目の前の敵に集中しよう。
半間は私たち2人の攻撃を意図も簡単に避けていく。
貴方「はぁはぁ、この化け物かよ」
半間「この前はありがとうね、踏み絵になってくれて」
その言葉に私は一歩後ずさった。
ドラケン「引くな、前を見ろ」
兄の厳しい指摘に私は気持ちを奮い立たせて一歩前に出た。
ドラケン「いいか、俺が仕掛けるから相手が避けたらそこを狙え」
貴方「わかった」
ケンにぃが半間に殴りに行ったのを確認して私も相手に向かって走り出す。
半間が避けた瞬間私は回し蹴りを決めようとすると半間は気づいて私の足をつかみ地面に叩きつけた。
貴方「ぐあっ!」
ドラケン「大丈夫か!?」
ケンにぃは私を支えて半間を睨み付けた。
ドラケン「踏み込みが甘い、相手に引けをとればお前の負けが確定だ、しっかり気持ち落ち着けろ」
貴方「はい」
厳しい指摘をもらうたびにケンにぃは私を守る覚悟を強めている。
万が一を考えて私に自分を守るすべを指摘として教えてくれているんだと理解ができた。
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