不器用な俺でも−YT ページ11
横尾さんと玉森さんのお話になります!
リアルよりも玉森さんがやや甘えん坊というか、あざとくなっておりますのでご注意ください。
2人はまだ付き合っていない設定です。
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Y side
最近、裕太の様子がおかしい…。
「横尾さーん、隣座っていい?」
「わったー、ご飯連れてってよ」
ずっと宮田にベッタリだった裕太が、最近になってやたら俺に構うようになった。
宮田はチラチラとこちらを気にしつつも、何も声をかけてこない。
今だって、俺にもたれかかってゲームをしてる。
確かに裕太とは仲が良いけど、こんな四六時中そばにいるのはおかしすぎる。。。
「わったー、眠いから膝貸して」
「えっ、あぁ、どうぞ…?」
「ありがと」
ゲームに飽きたのか眠そうに目をこすりながら
上目遣いで言ってきた。
おかしいとは思いつつも、裕太のかわいさに何も言えなくなる。
なんだか、甘えたの弟みたいでついつい甘やかしてしまう。
スヤスヤと眠る裕太の頭を撫でながらいると、あっという間に収録15分前になっていた。
メンバーも立ち上がって身なりを整えたりしている。
「裕太、起きろ。始まるぞ」
体を揺するとパチリと目が開き、んんーといいながら背伸びをした。
「ん〜〜、もうそんな時間…。」
「ほら、あと15分だからきゃみ…髪とか服とか整えて」
「噛んでるし(笑)」
「うるさい(笑)ほら、急いで」
ほいほーいと気の抜けた返事で鏡の前に行くと、軽く髪を整えて戻ってきた。
「ねぇわった〜、ネクタイ直して〜」
寝てたせいで曲がったネクタイを持ちながら俺の前にパタパタと走ってきた。
「自分でできるだろー?」
「むり。できない。」
「前やってたじゃん、1人で」
「いいじゃーん、お願い」
コテンと首を傾けてお願いポーズをとる裕太。
その仕草にポカーンとしていると、恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にして早く!と急かしてきた。
「…かわいいなぁ、裕太は」
「えっ」
「弟みたいで、ついつい言うこときちゃうなー」
最後にキュッとネクタイを締めて、裕太を見ると
なんとも言えない顔をしていた。
「…ありがとう。」
「あ、あぁ」
そこからは特に会話もなくスタジオに入った。
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ぴのこ(プロフ) - karinさん» karinさん、初めまして。読んでいただき、コメントまでしてくださってありがとうございます!初めてわったまの話を書いてみたので、不安だったのですが可愛い話だと言っていただけて嬉しいです!更新頻度は遅めですが、これからもぜひ読みに来てください! (2019年4月14日 22時) (レス) id: 01612199f1 (このIDを非表示/違反報告)
karin(プロフ) - 初めまして。karinと申します。わたとたまちゃんの可愛いお話ありがとうございました!実はわったまが一番好きなので更新されてて嬉しかったです。これからも楽しみにさせてください。 (2019年4月13日 23時) (レス) id: eab40a5989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴのこ | 作成日時:2019年2月16日 4時