嘘をつく君に熱い口づけを

9【不良少年】 ページ9

教室に戻るとみんなまた普通に個人個人で話している




藤井｢…あ、神山さん

さっきはありがとうな｣





『ううん、しげがごめんな

あと…その好きって…ほんまなん？』






藤井｢え、あ、う、うん…｣






『ふふっ…嬉しい』





藤井｢その…神山さんがよかったらやねんけど

俺と…付き合ってくれませんか…？｣







金髪の髪が目にかかっているけどその下の顔は真っ赤







『私でよければよろしくお願いします』






藤井｢え、ほんまに？

夢見たいや！｣






嬉しそうに笑窪を見せて笑う藤井くん







初めてドキッとしてしまった






藤井｢あ！そや！

今日クレープ食べに行こ！付き合った記念に｣





『うん！藤井くんの奢りな』





藤井｢…藤井くん嫌や

流星って呼んでくれへんかったら奢らん｣






『ふふっ流星クレープ連れてって？』





藤井｢…///

うん、ええよ

智子｣





え？なんで？






なんで流星が私の名前知ってるん？







藤井｢なんで智子の名前知ってたかって？

いつも朝にスケジュール帳見てるやろ？

それにTomoko Kamiyamaって書いとるやろ｣





ニヒヒと笑う流星には当分叶わないわ







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やっと第2章の【不良少年】が始まりました


しばらくは明るい話になりますがここでちょっと…笑



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