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傷を治し炎を分けると、獄寺くんは目を覚ました。
「白石か…あんがとな…」
「気にしないで！六弔花のγと相討ちなんてすごいよ。…立てる？」
「ぐっ…すまねぇ、肩貸してくれ」
「うん」
草壁さんは了平くんを持っているし、クロームは常に戦う準備をしていないといけない。
私が獄寺くんに肩を貸すのは自然な流れだ。
見た感じ了平くんや山本くんよりも細身だから軽いかと思ったが、男の子なだけあり、全体重をかけられているわけじゃないのに重い。
「やはり分断されましたか…」
「あぁ、ラルと山本とははぐれちまった。
それに、ラルは呪いの影響で立つことすら出来ねえ状態だった」
「そんな…」
「加えて、この基地は妙な仕掛けで入江正一の意志で動かせるみてぇだぜ」
「基地が匣兵器だと…？！」
その時、微かだが戦闘音が聞こえた。全員が音のした方を向く。
「あっち…」
「！この感じ、戦ってるのは雲雀さんです！それと、もう一つ大きなリングの気配がします……！」
「！」
「六弔花…」
クロームは呟く。
その隣を走る草壁は、密かに目を見張った。
( ＿＿この時代の紅呂奈さんはリングがなくとも守護者の気配を感じることが出来たが…
彼女も十年後に来て、ここまで成長しているとは……。 )
「行きましょう！」
紅呂奈に促され、一斉に駆け出した。
♡
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ろこ(プロフ) - ひるさん» そう言って頂けると書きがいがあります！まだまだ続くので応援よろしくお願いします！！！ (2019年5月30日 20時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ろこ(プロフ) - セレナさん» いろいろ考えてあるので楽しみに待ってて頂けると嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ひる - はじめまして！最近リボーンの小説がほんとなくてかつ原作沿いでもう全て嬉しくて一気に読んじゃいました！あ、わかる…言いそう…グェッ等1人で騒ぎながら読んじゃいました笑 本当に面白くて大好きです！更新応援しております。ご無理のない範囲で…！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: cea72fb944 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ - ついに白蘭と接触しましたね。白蘭は夢主に対して何かあるみたいですがもしかして10年後の雲雀さんはそれをわかってて結婚して夢主を自分のものにしたり、過去の夢主には首を噛み付いてまで跡をつけたりしたのかなと思いました。これが本当なら雲雀さんも必死ですね。 (2019年5月29日 23時) (レス) id: 98c9b1de9d (このIDを非表示/違反報告)
ろこ(プロフ) - 理恵さん» ありがとうございます！ (2019年5月25日 13時) (レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月17日 21時
