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放課後
「今日は仕事無いから。早く帰りなよ」
と雲雀さんに言われた。
彼も、件の並中生暴行事件の為に動き出している様だ。
言われた通りに、いつもよりはるかに早い時間に帰路についた私は
＿＿まだ明るいし大丈夫だよね
そのまま書店に入っていった。
数時間後。
「やっば、もう暗いな」
奮発して買った美術書を無理矢理カバンに収めて、街頭の少ない夜道を歩く。
＿＿ここ最近、暗くなる前に雲雀さんに送ってもらってたから気付かなかったけど、1人の帰り道って結構怖いな…
そう思った矢先。
ドサッ！
「！！」
足元に何かが倒れて来た。
いくら暗くてもわかる。
それは確かに
＿＿＿人の形をしていた。
「ひ、」
喉から引き攣った声が漏れる。
「はぁ……出くわすなんてついてないね」
「あれれ？柿ピー、この女、骸さんが言ってた奴じゃね？」
「…白石紅呂奈」
噎せ返るような血の匂い。
鋭い気配…いわゆる殺気と言われるものを発しているのは、目の前の男子２人。
「そうそう！白石紅呂奈、めっ〜け！手間省けてラッキーじゃん！」
「っ！」
ずいっと距離を縮められ後ずさる。
蛇に睨まれた蛙とは、こういうことを言うのだろう。
「悪いけど、手早く済ませるよ
………面倒だから」
ぷつん、とそこで意識が途切れた。
♡
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くらら(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！ (2019年4月27日 23時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 最近雲雀さん不足だったから嬉しい…(´･∀･`)更新頑張ってください(●´▽`●) (2019年4月27日 0時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年4月14日 21時
