12話 ページ12
第1セット
「うわぁ…向こうのオレンジ頭めちゃめちゃテンパってますね………」
素人目にも分かるくらいだもんなぁ…
さっきトイレにいたってことはやっぱ緊張してるんだよね。
オレンジ君のサーブ。
笛がなった瞬間サーブトス上げたけど…
反射的に、って感じだった。
そのせいもあるのか、ボールが手に上手く当たっておらずボールは真っ直ぐ影山くん(?)の後頭部へ。
「うわー……」
第1セット目はこっちの圧勝。
このままだとやばいぞ…烏野。
「お疲れ様でーす」
部員にドリンクとタオルを手渡しながら烏野の方へ目線を向ける。
「オレンジ君、影山くんに迫られてる……?」
影山くんはしきりに自分の後頭部を叩いていて、オレンジ君は悟りを開いたような顔をしていた。
会話に割り込んだ坊主が叫ぶ。
坊主「ネットの”こっちっ側”に居る全員!もれなく”味方”なんだよ!!」
おぉ…名言風だね
『第2セット始めます!』
空いたボトルとタオルを回収する。
コート内で金田一とメガネがオレンジ君に絡んでいる。
大方、『後頭部サーブ教えて!』とかだろうなぁ、なんてことを考えていると、
ズドン。
コートにボールが叩きつけられた音で意識が引き戻される。
「…っえ」
今の、何………?
残念ながら素人の私には何もわからない。
ただ「あ、なんか凄いんだな」って言う事だけしか入ってこない。
そのセットはそのまま押されて、烏野に取られた。
監督「─────烏野か…」
ちぐはぐで、危うくて。
監督「面白いチームだ…」
第3セット目、開始。
及川「アララッ1セット取られちゃったんですか!」
「やっと来たか、馬鹿たれ。」
及川「馬鹿たれは酷くない??」
『『及川さ〜〜ん!』』
今日も外野の女子が元気……
徹はアップに行き、試合がスタート。
あの馬鹿が来るまでに試合…終わらないといいけど。
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紫(プロフ) - リウさん» Twitterやってるんですけど、そちらで送るんでも大丈夫ですかね? (2020年6月17日 18時) (レス) id: b4baa08eb6 (このIDを非表示/違反報告)
リウ(プロフ) - 紫さん» コメントにURL書いて頂ければ私の方で載せますよ!URLが分からない場合は私もどうすればいいか分かりませんが…… (2020年6月17日 18時) (レス) id: efdbfab4fc (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - URLってどう貼ればいいんですか?教えていただいてもよろしいですか?占ツクよくわかってないので…お手数かけてすいません… (2020年6月14日 14時) (レス) id: b4baa08eb6 (このIDを非表示/違反報告)
リウ(プロフ) - コメントありがとうございます!楽しんで頂けたなら大変光栄……!(更新サボっててごめんなさい…)描いてくれたんですか!?凄く嬉しいです!ありがとうございます〜〜!URLをコメ欄に貼って頂ければ小説の方で紹介させて頂きますよ! (2020年6月13日 12時) (レス) id: efdbfab4fc (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!国見ちゃんがすごく好きなので、こういう小説めっちゃ待ってました! それでイメ画描いてみたんですけど、大丈夫でしょうか? (2020年6月10日 22時) (レス) id: 5ecbc16d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リウ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/201300301/
作成日時:2020年2月18日 21時