兎 と 狼【銀魂】

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「…ここがチキュウ…」





大好きな幼馴染みを追いかけて来てみたものはいいものの、





「…神楽ちゃんどこにいるんだろ(汗)」





完全に自分の早とちりだった。

神楽ちゃんが地球のどこに居るかも分からないのに。









「っていうか、神楽ちゃんも酷いよ。私に何も言わずに勝手にどっか行くんだから…。」





"地球に行ってくるヨ"たったそれだけを書いた小さなメモが私の家の机に置かれていたときは本当に吃驚した。









「(ま、きっと私が止めるから言わなかったんだろうけど。)」



なんてことを思いながら、神楽ちゃんとお揃いの番傘をくるくる回しながら歩く。









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「おい、クソチャイナ。やたらとその目立つ凶器番傘回すんじゃねーよィ」





「は？」





ふと後ろからクソチャイナ？凶器番傘？などという物凄く酷いワードが聞こえた。






「おい、聞いてんのか。クソ餓鬼。」





その言葉とともに肩を強く捕まれ、半ば強制的に前を向かされる。





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.









「……アンタ一体誰でィ」



「…こっちの台詞なんですけど」

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