【募集企画】魔法ギルド《リンドヴルム》へようこそ！【小説】 (ページ3)

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第3話【ユイ】ページ3

ユイ・サディシアが、起きた。
起きたのはいいものの、目覚ましがまわりの騒がしさだったので、寝起きの気分は最悪だった。
「ったく、なんなんだろう…」
呟いて、部屋をでる。
「食料が足りない！モンスター狩ってこい！」
「ギルマスの命令だ！早くしてくれ！」
「場所取り頼む！」
こんな感じなのである。
「なるほど。ギルマスが祭りすんのか。」
この三言で全てを把握した…いや"してしまった"あと、後輩に声をかける。
「おはよう。…依頼ところじゃないわね」
「ええ、そうですね。でも、一週間後に開催されるとのことですし、ギリギリまでこなしとかないとキツいですよこれ」
「ま、そうね。魔導師、適当に集めて消化しましょうか。」
「ええ…でも、Sランの方が集まらないのでは？」
"Sラン"とは、Sランク魔導師の略で、依頼をこなすときは一人はいないといけないということになっている。(鈴木燐架注・間違ってたらすみません)
「…たく…ギルマスったら。」
ギルマスとは、ギルドマスターであるリー・ランウェイ氏のことである。
「んで、会場は？」
「よく覚えてませんが、«プラトー»と呼ばれる場所らしいです。桜が綺麗だとか」
「ふぅん…そう。祭りが楽しみね」
「へぇ…サディシアさんがそんなこというの珍しい」
「やめて、ユイでいいわよ。…故郷では毎年見てたから」
「へぇ…綺麗だったろうなぁ、とはなんとなく。」
「ええ、とっても。…故郷のいい思い出は全て花見よ。」
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書かせて頂きました、鈴木です！
文才？聞くな。
最後シリアス風にしたかったけどなんか可笑しかったですね…
次の方の小説、楽しみです！