# パレット 【 ヒプマイ短編集 】

好きなんだもん × Ramuda.A ページ3

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僕が恋をしたのはとても可愛い女の子。


特定のオネーサンなんて作る気なかったし、いらなかったし？


そんな中でも君だけは絶対に欲しいって思った。









「 オネーサン。 」








『 飴村くん？ 』







「 あー！また飴村くんって呼ぶ！

僕の名前は乱数だよ？ら、む、だ！ 」








『 乱数くん、ね。 』







「 ンフッ、オネーサンにはそう呼ばれたいな☆ 」







『 乱数くん、私もオネーサンじゃなくて名前があるんだけどなぁ…。 』






「 …ッ。 」








あー、くそ。


…可愛い。









「 …A。 」








『 なぁに、乱数くん。 』








あぁ、もう、止められない。


Aが可愛いのがいけないんだ。








「 好きだよ。 」








『 …ッ、私、シブヤは推せないよ？ 』








「 知ってる。 」







『 …それに私のお兄ちゃんは 「 知ってる。 」 …。 』








「 Aを好きってことにあいつは関係ないよ。 」









君の名前は神宮寺A。


僕の大嫌いな寂雷の妹。


でもそんなの関係ない。


僕が好きなのはAで、僕が欲しいのはA。









「 _________ 俺のものになれよ。 」









大嫌いな寂雷の妹でも、AはA。









『 私も、好きだよ。 』









あぁ、ほら、もう。


…可愛すぎ。









「 寂雷は嫌いだけど、Aのことは世界で1番大好きだよ！ 」









絶対離してあげない。


僕が初めて恋をした女の子。


A、君が好きだよ。









(( ずっと好きだったけどお兄ちゃんの妹だから嫌われてると思ってた…。 ))


(( そんなこと気にしなくても、すぐにその忌々しい苗字変えてあげるね！ ))









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