少女は悪戯仕掛け人よりも悪戯好きなようで２【親世代】 (ページ2)

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レギュの友達ページ2

リーマスに別れを告げて、レギュがいるスリザリン寮に向かった。

『レギュー！！いるー？』

レギュラス｢いますけど…先輩は仮装しないんですか？｣

ん？レギュの隣にいる子誰だろう…と思っていると、無意識にその子の方を見ていたようで、レギュが紹介してくれた。

レギュラス｢こちらは僕の友達のバーテミウス・クラウチJr。通称バーティです。｣

えっ！この子がジュニアなの！？

レギュラス｢バーティ、こちらは僕の尊敬するA・ポッター先輩だよ。｣

あ、あのレギュがタメ口で話してる…！！

バーティ｢嗚呼、この人が闇星様かぁ！

えっと、よろしくお願いします。先輩｣

闇星言われた…。やめて…

『うん、よろしくねー』

レギュラス｢それより、どうしたんですか？｣

『ん？ただ、今年も来たよー！ってこと。

レギュなら意味わかるでしょ？』

そこまで言うとわかってくれたようで、ハロウィン恒例のあの言葉を言ってくれた。

レギュラス｢成程…わかりました。｢Trick or Treat｣こういう事ですね、先輩

折角だからバーティも先輩のお菓子食べてみたらどう？先輩のお菓子はまるで職人が作ってるかのように絶品なんだ！｣

まあ、こう見えて前世の私のお父さんがパティシエだったからな〜。結構お父さんに教えて貰ったりして覚えたんだよね…

『そうそう、そういう事だよ。はい、どーぞ。今年は2種類作ったんだ〜。友達も増えたからねー！

バーティが良ければだけどね！今回は結構渡す人がいる関係で多めに作ったんだ！良かったら食べてくれたら嬉しいなぁ！』

そう言うとバーティは目を輝かせてこう言った。

バーティ｢えっ！良いんですか！？や、闇星様のお菓子！！｣

『う、うん。良いんだけどさ、闇星って言わないで…

いや、ダメって訳ではないんだけど…出来ればホグワーツ内では普通に名前で呼んでほしいなぁ…』

最初に｢言わないで｣と言った瞬間、しゅんっとした顔になってしまったので慌てて言い直した。

危ない危ない…後輩くんを泣かせてしまうところだった。

バーティ｢はい！わかりました！A先輩！

改めて、Trick or Treatです。｣

『はい、どーぞ！』

お菓子を渡すととても喜んでくれた。

『ねぇ、レギュ。セブルスがどこにいるか知ってる？』

ここスリザリン寮の中だけど、辺りを見回してもいないんだよね…

レギュラス｢エバンス先輩の所に行きましたよ｣

『じゃあ、行ってくる』

いざ、リリー探しの旅へ！