少女は悪戯仕掛け人よりも悪戯好きなようで２【親世代】 (ページ1)

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空耳かな？夢かな？ページ1

ねぇねぇ！聞いてよ！

私がさ、ちょっと実験で引き篭ってる間にもうハロウィン来ちゃったらしいじゃん？

でさ、リーマスとの約束ってハロウィーンまでじゃん？

実験してて用意してないじゃん？

今日の約束守れないじゃん？

今日、私の命日かな…？

死因、リーマスの黒笑とか諸々で恐怖死←

ルーク｢はぁ…Aちゃんの事だからそうなると思って、僕の方でリーマスくんへの高級チョコ用意しといたよ！｣

ん？空耳かな？それともこれは夢かな？

だってさ、あのルークがここまで気が利くとか、天と地がひっくり返ってもない事じゃん？

それなのにさ…

ルーク｢ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ…ひどいよー。夢じゃないのに…

折角、毎日魔法薬の調合とか頑張ってるAちゃんの為に用意しといてあげたのに…

こんな事なら、これ僕が食べちゃおうかな！｣

そう言って猫の姿で食べようとしてるルークだけどさ…

『猫にチョコは毒だよ。』

ルーク｢猫じゃないし、神だし。｣

『うん、知ってる。ちょっと気を引いてその内に悪戯薬入りのチョコとすり替えるための雑談？みたいな物だよ。

てことで、チョコありがとーね。今度なんかお礼するわ。今はこれで我慢して』

と言ってルーク(猫)の頭を撫でた。

ルーク｢Aちゃんってさ、ツンデレなの？

えへへ、ありがとう。｣

何でそんなことを急に言ったのだろうか？

私がツンデレ？そんな要素ないって！うんうん！

『じゃあ、リーマスのとこ行ってきますわ！』

ルーク｢いってらっしゃーい！｣

リーマスのとこ行くって言って寮を出たのに、なんで寮の前で待ち伏せしてるかなー

リーマス｢あ、やっと出てきたね(ﾆｺｯ

遅いよ。待ちくたびれちゃったじゃないか。で、約束の物は？｣

今日も安定の怖さですね。リーマスの兄貴←

『はい、これ！約束通りのチョコだよ！』

リーマス｢わぁ！ありがとう！(*´ω｀*)｣

めっさ喜んでいらっしゃる！さっきまでの恐ろしい笑顔とは正反対の年相応の無邪気な笑顔になったよ！

こういうのをきっとこう言うんだね！｢チョコレート現象｣ってね！

ま、リーマスに限るけどね！

『あ、あとこれもあげるね！ハロウィンのお菓子作ったんだー！

はい、カボチャのタルトとカボチャのプリンだよ！』

リーマス｢わぁぁぁぁ！(*´ω`*)

本当にありがとう！今日は最高の日だよー！

最近のストレスが嘘のように消えていく…｣

ストレスあったのか…