6 ページ6
永瀬side
永「うわぁ!玉さんやばいっす!」
玉「ちょっと廉頼むよー」
ゲームは順調に進み、玉さんとのペアってこともあってめちゃめちゃ楽しい。
だってさ、言ってしまえばもうこれプライベートやん笑
サイコーやん。
永「イェーイ!」
玉「イェーイ」
宮「あのゲーマーコンビ強いぞ!」
さすが俺と玉さんはもう息ぴったりやからな!
有「平野くん次頑張ろ!」
平「……」
有「平野くん?」
平「ぁ、ごめんなさい…頑張りましょうね」
有「大丈夫?」
平「ぇ?あっ、、はい」
隣では有岡くんと紫耀が何か話してるみたいや。
作戦でも立ててるんか。
平「…あっ、ごめんなさい!」
有「大丈夫大丈夫、焦らず行こ」
紫耀のサーブミスにより、こちらのポイント。
このままストレート勝ちもあるかもな。
もしかしたら。
有「平野くん行ったよ!」
平「…あっ、、」
有「大丈夫!次次!」
それからも紫耀は何度かミスが続いた。
さっきまではこんなミスしてへんかったのに。
玉「このまま勝つぞ」
永「はい!」
平野side
平「ごめんなさい!」
有「いいよ大丈夫!」
平「…あっ、」
有「気にしない気にしない!」
俺は何度も何度もミスを繰り返して、あっという間に向こうのマッチポイント。
もうボーーっとしすぎてモニターなんかほとんど点でしか見えてない状態。
うまくできなくて当然なんだけど、有岡くんに迷惑をかけてしまってるのがほんとに申し訳ない。
その度に優しく「大丈夫だよ」って声をかけてくださって。
平「はぁ……はぁ……」
しんどい。
誰か、、気づいて…
チラッとメンバーを見ると、みんなゲームのモニターに夢中で、廉の方を見ると玉森くんと楽しそうにゲームしてて。
だんだん心が寂しく、辛くなってきた。
有「平野くんいける?」
平「はい……ほんとに、、ごめんなさい…」
有「ただのゲームなんだし。ね?楽しんでいこうよ」
平「…はい」
優しい。
有岡くんの優しさが弱っている俺の心に沁みて泣きそうになった。
玉「れん?れん?」
永「やった!」
玉「勝っちゃった?」
有「うわぁダメだったかぁ」
宮「やっぱ2人強かったね」
高「うまかったー」
気がつけば、あっという間にゲームの勝敗がついていたらしく、俺と有岡くんのチームは負けてしまった。
有「平野くんありがとね」
有岡くんに甘えたい。
優しくしてくれたのは、有岡くんだけだったから。
219人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、いつもお読みいただきありがとうございます(^^)コメントもありがとうございます!もう少しお待ちくださいね!お話考えておりますので(*'ω'*) (2022年9月17日 6時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 新しいお話楽しみにしてます! (2022年9月17日 2時) (レス) @page50 id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みとろちっくさん» みとろちっくさん!早速感想いただきありがとうございます(*^◯^*)そう言っていただけてよかったです!安心しました笑!なかなか悩みながらでしたので…。是非これからも読み続けてやってくださいっ\(//∇//)\ (2022年9月16日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みとろちっく(プロフ) - 毎日毎日更新ありがとうございました!もうっすんごいいいお話で、、これからも読み続けさせてください!! (2022年9月16日 6時) (レス) @page50 id: 36f440d8fc (このIDを非表示/違反報告)
白ごはん(プロフ) - 晴はるさん» ありがとうございます!しょうれんいいですよね〜😍よろしくお願いします🙇 (2022年8月29日 15時) (レス) id: 5bd64ff53a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:晴はる | 作成日時:2022年8月3日 1時