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平野side
平「んっ、はぁ…」
休憩になってトイレに逃げてきた。
さっきからすごい頭が痛くなってきちゃって、さらにそのせいなのか気持悪さも少し出てきて。
マジで薬忘れたのはミスった。
平「いって…」
座ったまま頭を押さえてみるけどなんの気休めにもならない。
あと収録ってどのくらいだろう。
これが終わったらもう帰るだけだしこれさえ乗り切れば。
せっかく、、楽しみにしてたのにな…
平「はは…情けな…」
弱い自分に乾いた笑いが漏れた。
・
平「そろそろ戻らないとやばいよな」
どのくらいそうしてたのか分からないけど、戻らないとバレちゃう。
ガチャ
スタスタ…
平「あっ」
高「もうーしょおどこ行ってたのー?」
岸「いねぇから心配したじゃん」
平「ごめん、トイレ行ってた」
俺を待ってくださってたのか、有岡くんたちはすでに席についていて、小走りに俺も席についた。
ス「ではお願いします」
有「じゃあここからダブルスもプレイしてみようじゃないかということで、ここからは我々3人も一緒にやらせていただいて」
神「おおー!」
高「嬉しい!」
岸「見てみたいです!」
みんなの盛り上がっている声をどこか意識半分で聞いていた。
どうしよう、さっきより辛いかもしれない。
声が頭に響く。
ライトもちょっと…
神「しょう、ジャンケンするよ」
平「…え?じゃんけん?」
よく分からずみんなとジャンケンして、なんか勝っちゃって一番。
ちょっと休んでからがよかったけど、、まだマシなうちに終わらせる方が逆にいいのかもしれない。
岸くんがいいかな…
でも岸くんじゃ下手そうだし。
頼れそうな先輩……
平「じゃあ、、有岡くんで」
有「ありがとうございます」
なんとなく、4人の中だったら一番頼れそうだったし、、優しそうだし。
そこからあれよあれよとペアが決まり、プレイ席へと移動したけど、、やべ……目が霞む。
モニター見えないかも…
有「平野くんがんばろうな」
平「……あっ、、お願いします…」
有「緊張しなくていいからね」
平「…はい」
頑張れ俺。
有岡くんに迷惑をかけちゃダメだ。
ただゲームをするだけ、それだけだから。
数分耐えればいい。
有「ではよーいスタート」
そういえば相手って……
、、、廉と玉森くんなんだ。
廉、、楽しそう…
しんどさと、廉に助けを求めたい気持ちがごっちゃになってなんだか泣きそうになった。
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、いつもお読みいただきありがとうございます(^^)コメントもありがとうございます!もう少しお待ちくださいね!お話考えておりますので(*'ω'*) (2022年9月17日 6時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 新しいお話楽しみにしてます! (2022年9月17日 2時) (レス) @page50 id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みとろちっくさん» みとろちっくさん!早速感想いただきありがとうございます(*^◯^*)そう言っていただけてよかったです!安心しました笑!なかなか悩みながらでしたので…。是非これからも読み続けてやってくださいっ\(//∇//)\ (2022年9月16日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みとろちっく(プロフ) - 毎日毎日更新ありがとうございました!もうっすんごいいいお話で、、これからも読み続けさせてください!! (2022年9月16日 6時) (レス) @page50 id: 36f440d8fc (このIDを非表示/違反報告)
白ごはん(プロフ) - 晴はるさん» ありがとうございます!しょうれんいいですよね〜😍よろしくお願いします🙇 (2022年8月29日 15時) (レス) id: 5bd64ff53a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2022年8月3日 1時