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永瀬side
永「うるさいって、おかしいのお前やろ」
平「…」
始めは紫耀の様子を窺いながら声をかけていた。
けど、だんだんその態度にイライラしてきて気づけば声を荒げてしまっていた。
岩「れん、落ち着いて!」
永「おいっ、お前おかしいで!」
高「れん…」
永「今日の態度なんやねんほんま。自分勝手にも程があるやろ!俺らさっきお前のこと探してたんやで!それやのに何もなかったように戻ってきてさっきから無視してさ、どういうつもりやねん!」
平「………くせに…」
永「は?」
平「何もっ、知らないくせに…」
永「なんやねんそれっ」
平「れんはっ、、何も知らないでしょ!」
永「知らないって何をやねん!」
堪忍袋の尾が切れて紫耀につかみかかった。
メンバーやスタッフさんたちが止めてきたけど、俺のイライラはおさまらなくて、なんやねんその目、なんやねんその顔、なんでそんな悲しそうやねん。
俺は今怒ってんのに。
平「俺だって、、俺だって色々あるんだからっ!!」
永「だから色々ってなんやって聞いてるんや!」
岸「2人ともやめろっ!」
神「いいから手離せって!」
紫耀の襟を掴んでいた手は無理やり離させられた。
岩「れん、れんも病み上がりなんだからダメだって」
永「そんなんはええねんっ、、みんなもしょおに腹立ってるやろ?じんだって、、手払われた言うてたやん!」
神「…それは…」
平「…っ」
だからっ、、なんでお前が辛そうな顔するんよ。
それすら今は腹が立つねん。
永「じんに謝れや。まずはそれからやろ!」
平「…うるさい、」
永「は?」
平「…うるさい、、うるさいうるさいうるさいっ!!!」
突然紫耀が叫びはじめて、みんな驚いて固まっていた。
平「…なんで、、俺だって…」
永「なによそれ…」
平「れんのバカぁっ!!」
永「…ッ…いったぁっ!!」
俺の腕を思いっきり摘んできたから振り払うと、赤くなってた。
俺は紫耀との付き合いが一番長いけど、こんなんされたんは初めてやった。
平「俺っ、、俺だって……ううっ…」
高「…しょおっ…」
そのまま泣き崩れて、
こんなん紫耀やない。
こんなやつ知らん。
俺の知ってる平野紫耀は、、もっとカッコよくて優しくて、メンバー思いで、、
こんな弱いやつやない。
永「…しょ…平『うわぁぁぁーー!!』…えっ、しょおっ!」
頭を押さえながら叫んで蹲る紫耀に、俺らは近寄ることができなかった。
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、いつもお読みいただきありがとうございます(^^)コメントもありがとうございます!もう少しお待ちくださいね!お話考えておりますので(*'ω'*) (2022年9月17日 6時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 新しいお話楽しみにしてます! (2022年9月17日 2時) (レス) @page50 id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みとろちっくさん» みとろちっくさん!早速感想いただきありがとうございます(*^◯^*)そう言っていただけてよかったです!安心しました笑!なかなか悩みながらでしたので…。是非これからも読み続けてやってくださいっ\(//∇//)\ (2022年9月16日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みとろちっく(プロフ) - 毎日毎日更新ありがとうございました!もうっすんごいいいお話で、、これからも読み続けさせてください!! (2022年9月16日 6時) (レス) @page50 id: 36f440d8fc (このIDを非表示/違反報告)
白ごはん(プロフ) - 晴はるさん» ありがとうございます!しょうれんいいですよね〜😍よろしくお願いします🙇 (2022年8月29日 15時) (レス) id: 5bd64ff53a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2022年8月3日 1時